この記事は「ヲタ夫 ヤマダ電機のイベントへ行く(大井町編) 」をご覧いただいてからのほうが
お楽しみいただけます。お時間ある方はどうぞー。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ヲタ夫「明日、有給取ろうと思うんだけど。」
会社から帰ってきたヲタ夫が
そんなことを言い出したのはたしか8月頃だった。
私「へー。めずらしいね。
じゃあ、カズをつれて動物園にでも行く?」
ヲタ夫「いや、家族みんなで渋谷に行こうと思うんだけど。」
私「渋谷?じゃあ、私買い物したい!
洋服と、靴とバッグと・・・買い物久しぶりすぎて
欲しいものがたくさんあるよー!!」
飛び跳ねる私にヲタ夫が一言。
ヲタ夫「行き先はヤマダ電機です!」
む。やな予感。
私「何か欲しい電化製品でもあるの?」
とぼけて聞いてみるも
ヲタ夫「違うよ。ももいろクローバーが渋谷のヤマダ電機に来るの!!」
・・・やっぱりな。(-""-;)
私「え~~~。だったら、あなた1人で行ってくればいいじゃない。
私とカズは近所の公園にでも行って来るよ。」
ヲタ夫「ダメ!みんなで行くの!!」
私「えー!なんで?!
あなたも1人の方が動きやすいだろうし、
私たちがいない方がヲタ活動に専念できるんじゃないの?!」
ヲタ夫「チッチッチッ!わかってないな~。
明日は平日なんだよ?」
私「だから、何?」
ヲタ夫「平日のイベントなんて、
もしかして人が集まらないかもしれないじゃないか!
そしたら、ももクロちゃんが悲しむでしょ?!
だから、1人でも多い方がいいの!!」
ガヤ?!
私とカズはガヤ芸人の役割!?
ヲタ夫「それにね、子供じゃんけん大会っていうのがあって、
カズを連れて行けばそれに参加できるんだよ。
じゃんけんに勝つとおもちゃがもらえるよ。」
おもちゃなんていいよ、たくさんあるし、
と続けようとすると
カズ「おもちゃ!!おもちゃーーーー!ヾ(^∇^)ノ」
”おもちゃ”の言葉にカズが反応。
ヲタ夫「カズもおもちゃ欲しいよなー。
それに、渋谷に行くのに電車に乗れるぞー!!」
カズ「電車!電車ーーー!!ヾ(@^▽^@)ノ」
ただいま、電車大好き、鉄男街道まっしぐらの息子。
電車に乗れると聞いて、大興奮。
結局、一家全員でヤマダ電機渋谷店にいくことになった。
電車に乗っての移動中も
ヲタ夫「今日、ちゃんと人が集まるかな~。」
ヲタ夫「全然集まらなかったら、ももクロちゃん悲しむよな~。」
と、とにかくイベントの人入りを心配するヲタ夫。
隣にいる私はというと
私「そんなことよりも、今日これから
私達家族にどんな試練が待ち受けているのか・・・そっちの方が不安・・・。」
と、他の心配をしていた。
目的地、ヤマダ電機に到着。
既に何人かのヲタが場所を取っていた。
急いでCDを予約購入し、ヲタ山のヲタだかりに入っていくヲタ夫。
私「・・・・・・・・・・・・・。」
いつも話には聞いているものの、実際の図を見ると
ちょっと引いてしまう自分がいました、はい。
私「ねぇ、私達はどこにいればいいの?」
こっそりヲタ夫に近づき、聞いてみると
ヲタ夫「あぁ、隣のゾーンが一般のお客様ゾーンだから
そっちで見るといいよ。」
(ちなみに、今回は”一般のお客様”という紙は貼っていませんでした。ちょっと残念。)
そっちで・・・って言ってもさ・・・。
人、一人も入ってないし
ヲタゾーンとロープ一本でしか仕切られてないし、
ここに入る勇気・・・私には、ない。
しかし、横を通り抜けようとすると、白黒プリントのももクロちゃんチラシをさしだしてくるスタッフ。
私「いえ・・・結構です・・・」
と一瞬断りかけるも、よくみたら、チラシに「うまい棒 明太子味」が一本付いているのが見え、
とっさにチラシを受け取ってしまった。
(食いしん坊な私、クスッ)
すると、興味を持ったと思われたのか
スタッフ「こちらで!是非こちらで見てってください!」
と、やたら「一般人ゾーン」へ押し込もうとするスタッフ。
私「いえ、いいです。本当にいいですから!」
必死に断る私。
スタッフ「いやいや、ここからなら見えやすいですから!!」
スタッフの言葉で、もう一度「一般人ゾーン」を見てみたが
ヲタゾーンはどんどん盛況なのに、一般人ゾーンは人っ子一人いない。
ここに、一人で入る・・・?
ごめんなさい・・・勘弁してください・・・。m(_ _ )m
逃げるように通り過ぎ、少し遠くから眺めることに。
息子を抱っこしてステージ方向を見ていると
カズ「パパーーー!!パパーーーー!!」
ヲタゾーンの方を指差して、嬉しそうに叫ぶ息子。
私「あー、パパ見える?
どこにいるのかな?」
と聞くと、
カズ「パパ!あれ、パパ!!」
といいながら指差したのが
全然違うヲタでしたorz
(ヲタのプライバシーを尊重するために、明日菜チョップさんの画像を使用しております。)
うん、わかるよ・・・。
ヲタってさ・・・なんか雰囲気似てるよね・・・
しかも、あれだけの人数がそろうとますます同じに見えるよね・・・。
でも、自分の親は間違えて欲しくなかったよ、息子よ・・・。
イベント開始5分前になると、あの名物ドS司会者が登場。
司会者「はい、こんにちはー。
さて、もう少しで始まりますので、ちょっと待ってくださいねー。
渋谷はやっぱり人が多いですねー、
さて、昨日のイベントも来た人、手をあげてー。」
えっと・・・なぜ手を上げさせるのですか?
やっぱり羞恥プレイなんですか?
すると、最前列を陣取っている3人のヲタが手を上げる。
さすが、最前列を陣取るヲタ!!
なんて感心していると
司会者「じゃあ、福岡のイベント来た人ー」
司会者「広島来た人ー。」
司会者「札幌来た人ー」
オイオイ。どんだけの移動距離だよ(((゜д゜;)))
どんだけ頑張りヲタさんだよ(((゜д゜;)))
しかし、そんなヲタ達に司会者は一言。
司会者「はい、いつも同じメンバーですね。」
手をあげさせておいて、バッサリと切り捨てたーーーー!
しかし、手をあげたヲタ達はなんだか嬉しそうだ。
どうやら、ドSとドMでうまく関係が成り立っているらしい。
しばらくすると、司会者とヲタ達の様子に
ヤマダ電機・店内の客が注目しだした。
特に、店内で買い物をしている外国人の方が強い興味を示し始める。
平日の昼間ということで、
一般の客よりも日本の電化製品が欲しい外国の観光客が多く訪れていたようだ。
外国人観光客A「oh!it’s a ”OTAKU”!」(これがオタクって奴ね?!)
外国人観光客K「Hear is not ”AKIHABARA”!」(ここは秋葉原じゃないのに!)
外国人観光客B「Let's go and see!」(行って見てみよう!)
どうやら、彼らにとっては非常に興味深いイベント・・・いや、興味深い人種らしい。
欧米系、東南アジア系、欧米系の外国人たちが、ヲタの周りを取り囲む。
この外国人観光客がヲタを包むオブラートの役割となり、
ヲタがかもし出す異様な雰囲気を封印。
すると、道行く一般客が、どんどん集まり始める。
一般人A「なんかイベントやってるよ?」
一般人K「有名人とか来てるのかな?」
一般人B「ちょっと見てみようよ!」
なんだかんだ行って、かなりの人が集まり出した。
100人近く集まったところで、
司会者「じゃあ、時間ですので・・・準備も出来たようですし・・・
ももクロちゃんの登場で~す!!」
わー!パチパチパチ~
ヲタ達の歓声の中、ももクロちゃん5人が登場。
ヲタA「うおぉぉぉぉーーー!かなこー!!」
ヲタK「しおりーん!かわいいーー!!」
ヲタB「こっち向いてーー!あかりー!!」
一気にヒートアップするヲタ達(ヲタ夫含む)。
そして、そんなヲタ達の様子に
外国人観光客「Wow!!Great Power!」(ワオ!すごいパワーだわ!)
といった感じでざわつく外国人観光客。
そして、
一般人「っていうかさ・・この子達って・・・だれ?」
と顔を見合わせる一般客達。
それでも、数曲歌うと、会場は徐々に盛り上がりだし
ステージ周りにはどんどんと人が集まってきた。
私はというと・・・ステージの少し遠くから現場を眺める。
とはいっても、ももクロちゃんは近くに見ることができ、
うわー・・・ももくろちゃん達・・・すごい汗だなぁ・・・
などと、あまり会場の雰囲気と関係ない感想を抱いていた。
それもそのはず。
今日は8月。ステージはほぼ店外。
しかも、ヲタから熱気がバンバン押し寄せてくる中、
ダンス付きで数曲歌うのはかなり大変であろう。
アイドルってのも、大変な職業なのねー。
そんなことをのんきに考えていると、
曲を歌い終えたももクロちゃん達が
「じゃあ、次は子供じゃんけん大会~!!」
とイベント名を発表。
あぁ、次が噂のおもちゃが貰えるじゃんけん大会か~と思った次の瞬間、
私はあることに気が付く。
「も・・・もしかして・・・じゃんけんって、
あのステージ上で行うわけ?!」
こどもじゃんけん大会といっても、息子は2歳になったばかり。
じゃんけんなんてもちろんまだ出来ないし、親の付き添いは必須であろう。
ってことは、
30オーバーのおばさんである私が
10代前半ピッチピチ・・・しかもアイドルの女の子達と
100人以上の前でステージに上らないといけないって事ですか?!
ムリー!((>д<))
そんなのムリ過ぎるーー!!!(((゜д゜;)))
事実に気が付いた私は、カズを抱いて
ステージ付近からササササッと遠くへ逃げる。
しかし、そんな私の様子を、
ももクロちゃんの1人が察知していたのだった。
次回!!
のりこ、ステージデビュー?!
いやいや、そんなこと、ありえない
・・・と思いたい。編
ヲ楽しみに。
前々回記事にあったクリック誘導コメントは
誇大広告という指摘があり、現在調査中です。
詐欺に引っかかってしまった方にご迷惑をおかけしましたことを
心よりお詫び申し上げます。(嘘)
↓ ↓ ↓
携帯の方はこちら
から
いつも応援ありがとうございます。
あなたの1クリックで当ブログに10ポイントが加算されます。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
今回の話は”3”まで続く予定です。
お付き合いいただければ。
「最近、AKBのイベントの話が少ないですが、
ヲタ夫さんはもうAKB熱は冷めてしまったんですか?」
というご質問をいただいたのですが、冷めたわけではなくて
AKBのイベントと仕事の日程が重なって行けていないようです。
(いっそ、冷めてくれた方がいいんですが。)
劇場には行ってます。