この記事は
「家族でイベント参戦?!ヲタ夫一家 渋谷のももくろちゃんイベントに行く。【1】 」
「家族でイベント参戦?!ヲタ夫一家 渋谷のももくろちゃんイベントに行く。【2】 」
の続きです。
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壁に張られたポスターから
「CD購入特典:小学生以下のお子様とポラロイド撮影」
という文字を見つけたヲタ夫。
ヲタ夫「我が家にはカズがいるから、ポラ撮影ができるよ!!」
興奮気味に目を輝かせる。
ヲタ夫「あー!!
カズを生んでおいてよかったー!!」
って、生んだのは私ですが?Σ\( ̄ー ̄;)
私「っていうか、もしかして!!
これを知ってたから
今日、私たちを連れてきたの?!」
悲鳴を上げる私。
ヲタ夫「違うよ。全然知らなかったんだよ。
本当に今気がついたんだよ!」
むむ・・・怪しい。
怪しすぎる!!
そんな怪しむ私を無視し、スタッフに話しかけるヲタ夫。
スタッフ「あー、ポラですか?
じゃあ、握手の列がはけるまで待っててもらっていいですか?」
というわけで、指示通りステージ横で待機することに。
すると、ヲタ夫が急にうろたえ始めた。(°Д°;≡°Д°;)
私「どうしたの?」
ヲタ夫「いや・・・なんか、
こんなことしていいのかなって急に不安になって・・・。( ̄_ ̄ i)」
私「こんなことって?」
ヲタ夫「なんか子供をダシに使ってヲタ活動なんて・・・。」
私「何をいまさら┐( ̄ヘ ̄)┌」
ヲタ夫「いや、一応さ、ヲタにもルールってものがあるじゃん?
ヲタの品格っていうかさ。」
ヲタの品格?
品格を語るなら、
30歳超えてる癖に、10代前半の女の子を追っかけていることを是正していただけないものか。
ヲタの品格の前に、人間の品格をもってくれよ。
私「別にいいんじゃないの?
ルールを破っているわけじゃないんだし、そういうサービスなんだから。」
ヲタ夫「でも、奥さんも子供もいるのに、ヲタやってるなんて・・・
他のヲタに妬まれちゃうかもしれない!!」
私「いや、別に妬まないでしょ。
っていうかさ・・・それって逆に考えれば
奥さんも子供もいるのに
未だにヲタから足を洗えない不憫な人・・・だからね。」
周りにいたヲタ達も
ヲタ「ポラ撮影か。めずらしいな。」
みたいな反応で、特に嫌悪感を出している様子もない。
そういえば、とヲタ夫は続ける。
ヲタ夫「ポラ撮影ってさ、カズだけだと無理だから、
親も一緒に写るんだろうね。」
私「そりゃそうだろうね。」
ヲタ夫「あぁ・・・カズをあかりんに抱っこしてもらって、
そのカズをあとから抱っこしたかった。」
えっと・・・息子は媒介ですか?!
5分もすると握手の列がなくなり、とうとうポラ撮影することに。
スタッフ「ポラ撮影お待ちの方~
お待たせしました。こちらへどうぞー。」
スタッフがももクロちゃん5人のいる方へ誘導する。
私「ほら、行ってきなよ!」
抱っこしていたカズをヲタ夫に渡し、背中を押す。
すると
ヲタ夫「え?俺が行くの?∑(゚Д゚)
のりこが行ってよ!!」
カズを私にパスしてきた。
私「はぁ???(゚Д゚)?」
何を言ってるんだ、こいつは?
私「あなたが写りたくて、
ポラをお願いしたんでしょうが!!(`Δ´)」
怒る私。
ヲタ夫「いや、違うよ!!
俺はただ、カズに素敵な夏休みの思い出を
つくってあげようとおもったから!!」
素敵な夏休みの思い出?!
これが素敵な思い出になるのはカズじゃなくてお前だろ!!
あーだ、こーだともめていると、
スタッフ「あ、撮影いいですか?」
とスタッフに促された。
私「はい、すみませーん。」
そういって、カズをヲタ夫に抱かせ、ぐいっと背中を押す。
カズを抱っこしたヲタ夫は、ととととっと、ももクロちゃんのいる方へ数歩進んだ。
すると、その瞬間、
目を疑うような光景が!!
ももクロちゃん5人が、「きゃー!!」と言いながら、
ヲタ夫をサササッと取り囲んだのである。
あかりん「やーん!超可愛いんだけど!!」
しおりん「ほっぺがぷにぷにぃ~!」
れにちゃん「まつげ、長い~!」
かなこ「こっち見てる~このこの~!!」
あーりん「手がちっちゃいよぅ!」
(言わなくてもおわかりでしょうが、全部息子への言葉です。
ヲタ夫への言葉じゃありません。)
カズを囲んでももクロちゃん達大興奮。
必然的に、カズを抱っこしているヲタ夫もアイドル達に囲まれている状態。
よかったね!!
アイドルを取り囲むことはあっても、
アイドルから取り囲まれるなんていう奇跡があなたに舞い降りるなんて・・・
生きていて、よかったね!!
そう思って見ていたのだが、ももクロちゃん達が
「何歳ですか~?」「名前なんていうんですか~?」「もう歩きますか~?」
と口々に質問しているのに
ヲタ夫といえば、うつむいたままフリーズ状態。
ええい!もう!
なぜこんなチャンスに顔をあげて話さないのか!!
そんなことを思いながら見ていると
スタッフA「お母さんも!お母さんもどうぞ!」
スタッフK「お母さんも一緒に写ってください!」
スタッフB「どうぞ、どうぞ!!」
私を、ステージ上へ上げようとする。
私「いや、いいです。
本当にいいですから!!」
思わず大きな声で断る私。
またステージに上がるなんて・・・冗談じゃないよ。
一方ステージ上では、
アイドルにもみくちゃにされているヲタ夫にスタッフが声をかける。
スタッフ「じゃあ、撮りますよ~!!」
スタッフがももクロちゃんとヲタ夫・カズにカメラを向ける。
スタッフ「はい、チーズ!!」
パシャリ
無事、撮影を終え、ステージから降りてきたヲタ夫。
私「なんで、ちゃんと話さないの?
ももクロちゃん達、あなたに一生懸命話しかけてたよ?」
するとヲタ夫は汗だくになりながら答えた。
ヲタ夫「無理。ほんと、無理。
近すぎて・・・ももクロちゃんが近すぎて・・・
体の全機能が停止した。」
どうやら極度の緊張で固まってしまったらしい。
え~~~~~!?
せっかくのチャンスなのに、もったいないっ!!
・・・・・・・・・・・・と思ってしまった私は、
もうヲタ寄りの人間なんでしょうか?orz
出来上がった写真をまじまじと見るヲタ夫。
ヲタ夫「それにしても、このポラ写真。
やたら縁がぼやけてない?」
私「あ、ほんとだ。」
ヲタ夫「なんでだろう?カメラのレンズが汚れていたのかな?
それとも、まだ時間がかかるとか?」
一生懸命パタパタと写真を振って見るヲタ夫。
しかし5分たっても10分たっても写真の縁はボケたままだ。
私「まぁ、仕方ないんじゃない?」
荷物をまとめて帰ろうとする私に
ヲタ夫は一言。
ヲタ夫「せっかくのももクロちゃんとのポラなのに・・・。
うーーーん。
これは・・・もう一度来るしかないな!!」
( ̄□ ̄;)
マジで勘弁してください・・・
長編にお付き合いいただきましてありがとうございました。
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イベント開始前の出来事なんですが、司会者の方が
「CD予約者の中で、1000円のCDなのに500円しか払っていない人がいます。
後で必ず払ってください!」
みたいなことを言っているのが聞こえ、
ちゃんとお金払わないなんて、悪いヲタがいるのね!!
なんて思っていたんですが、
ポラ撮影終了したところで、ヲタ夫はスタッフに呼び止められて
「あ、ちゃんと500円払ってください!」
と注意されてました。
お前だったんかーい!!
驚きました。
店員さんの手違いだったようですが。
ちなみに、念のため?ももクロガイドを付けておきます。↓
興味のある方は見てみてください。
ヲタ夫に教えてもらいました。私は見分けがつきません。
ちなみにヲタ夫の一推しは「あかりちゃん」です。