休日の朝。
いそいそと出かける支度をし、玄関へ向かうヲタ夫。
行き先はもちろん秋葉原である。
私「朝早くからご苦労様。(-_-)」
一言嫌味を言ってみると
ヲタ夫「いやいや、そんな苦労なんてないよ。
ももクロちゃんのためだからね!!」
嫌味・・・通じてねぇ!(=◇=;)
私「で?今日は何のイベントなの?」
イライラしながら聞く私に、
よくぞ聞いてくれました!とうれしそうに語りだすヲタ夫。
ヲタ夫「いやいや、今日はね。
ももクロちゃんファーストアニバーサリーっていうイベントでね。
ももいろクローバーの結成1周年をみんなで祝おう、
っていうイベントなんだ!」
そりゃめでたいね。
あなたの頭の中ぐらいめでたいね。
私「そのイベントって無料?」
ヲタ夫「え?何が?」
私「え?だからイベントってお金かかるの?」
ヲタ夫「あ、ちょっと何言ってるかわかんないです。」
サンドウィッチマンか?!
私「だからさ、いくらかかるの?!吐け~~~~!!」
ヲタ夫「あ、えっと・・・・・・・3000円です。」
さんぜんえん?!
私「それ高くない!?
3000円あれば映画見てランチが食べられるのに!!」
ヲタ夫「いやいや、全然高くないよ!
ももクロちゃんの1歳の誕生日なんだから!」
息子の1歳の誕生日よりも、AKBとの握手会を優先したのはどこの誰ですか?
私「で、イベントが終わったら帰ってくるんでしょ?
昼には家に着く?」
ヲタ夫「いや、イベントは午前・午後と2回あるから
帰ってくるのは夕方かな。」
私「2回?!ってことは3000円×2回=6000円!?
ちょっ!高・・・!!」
ヲタ夫「じゃあ、いってきまーす!!」
絶叫する妻をかわして家を出たヲタ夫。
秋葉原に到着後、早速イベント会場へ。
今回、席順は完全に抽選制。
早く行っても遅く行っても公平に出来ている。
ヲタ夫 心の中「少しでも前の席を・・・いい席を・・・頼む!!」
祈るような気持ちでクジを引くヲタ夫。
そして手にしたクジは・・・
132番!! (150人中)
つまり150人の客の中で132番目に入場できるという
いわゆる・・・クソ席!(お下品!ね)
( ̄□ ̄;)
ショックを受けるヲタ夫。
しかし、
ヲタ夫「いやいや、まだ後ろに18人もいるじゃないか!
入ってみたら意外と見やすいかもしれないし。
ポジティブ・ポジティブ♪」
気を取り直し、会場いり。
席に座って改めて前を見てみると
ヲタ夫の視界↓
(さて、ヲタの中に何人かキモヲタが混ざっています。何人混ざっているでしょうか?)
○| ̄|_
文字通り、ヲタの頭しか見えない。
イベントが始まり、ももクロメンバーが出てきた。
が・・・頭のてっぺんがちらりちらりと見える程度。
あまりのひどさに落ち込むヲタ夫。
ヲタ夫「休日に・・・妻と息子をほったらかしてイベント来て・・・
俺、何しているんだろう・・・。」
この瞬間、ヲタ夫はひとつの決意をする。
ヲタ夫「俺、今日でヲタやめよう!
これからは休日は家族のために使おう!」
(おぉ~!!やっと決意してくれたか!!パチパチ)
ヲタ夫「よし、今日のイベントがすべて終わったら、ヲタ卒業するぞ!」
そんな固い決意を胸に、ほとんど見えないイベントを終えたヲタ夫。
椅子から腰を浮かせた矢先・・・
ある事件が起こる!!
次回、後編。
あの名物ドS司会者登場!
犯罪ギリギリ?!
密室で行われる秘め事とは?!
ヲタ夫は無事、ヲタを卒業できるのか?!
ヲ楽しみに。
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たまには育児話でも。
最近、息子カズのお気に入りのセリフ。
それは
「こんな○○見たことない!!」
です。
若いオナゴがいうと、男性が喜びそうなセリフですが、
会話に何でもかんでもコレをつけます。
スポーツカーをみれば
「こんなカコイイの、みたことない!!」
と感動し、
新幹線を見れば
「こんなはやいの、みたことない!!」
と叫びます。
しかし、自分のベビーカーを見て
「大きいベビーカー!
こんな大きなベビーカー、みたことない!!」
というあたり、使い方を間違っているような気がしてなりません。
毎日乗ってるだろ、コラ。
ちなみに、出かける時、玄関で
「ご飯、食べた。絵本、読んだ。楽しかった!
また来よーねー!」
と絶叫します。
いや、ここ、あなたの家だから、
そんなこと言わなくても絶対また来るよ・・・。