ヲタの公開処刑・・・本当にあった怖い話② | ヲタ夫と子育て奮闘記  ~ アイドルオタクの夫を生暖かく見守る妻のブログ ~

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アイドル大好きなキモヲタ夫と結婚して既に5年。
2007年7月には二人の子供も生まれ、私は毎日子育てに奮闘。
夫はアイドルの追っかけとたまに子育てをしています。

この記事は 「ヲタの公開処刑・・・本当にあった怖い話① 」の続きです。





まだ見ぬキモヲタを想いながら道を歩き、


まだ見ぬキモヲタを想いながら電車に乗ること数十分。


会場の川崎アゼリアに到着したヲタ夫。




会場の見取り図
ヲタ夫と子育て奮闘記  ~ アイドルオタクの夫を生暖かく見守る妻のブログ ~-川崎アゼリア

(往来に設けられているので周りは一般人がたくさん通っている状況だったとか。)




既にステージの周りには大量・・・おそらく300人以上はいるであろう・・・ヲタ垣が出来ている。






とりあえず物販コーナーへ向かうヲタ夫。


そう、今日は明日菜チョップさんとの対面という目的もさることながら



大好きな「クリィミーハート ピンクパフェ」のデビューシングルが発売される日なのだ。





物販コーナーにて1枚のCDを手に取るヲタ夫。






しかし、そこには


「2枚購入の方には握手券とサイン入り生写真!」


の文字が。






握手したい!!生写真欲しい!


しかし、のりこに同じものを2枚購入することは禁止されている。




ここはぐっと堪え、1枚だけ購入。






ふと横を見ると、一般人がオーディションを受けるためのオーディションBOXがある。


なぜ、ヲタが大量にいる会場のすぐ横にこれを設けたのだろうか・・・。





もしかして、これは、





「あなたたち、もしこのオーディションに合格したら


ああいう大きなお兄さん達に笑顔を振りまくことが仕事になるんですよ?


その辺、わかってますか?


わかった人だけ受付をして、オーディションBOXに入ってくださいね。」




という事務所側の無言のメッセージ・・・いや、1次審査なのだろうか。







そんなことを考えながらステージの方向へ向かうヲタ夫。



しかし、場所取りをする前にやることがある。





そう、


自称キモヲタ・妖怪握手人間・変態紳士 明日菜チョップさんとの対面だ。


(それって長いミドルネーム?)






電話番号はわかっているので、電話を一本かければすぐに会うことはできるのだろうが、


まずは、この会場のヲタの中から明日菜チョップさんらしき人に目星をつけよう。


そう思い、ステージを囲むヲタの周りをうろうろと動きまわるヲタ夫。




がヲタ夫


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ステージそっちのけで、ヲタを物色。


(・・・お前が一番怪しいキモヲタだよ・・・。)




ヲタ夫 心の中「キモヲタ、キモヲタ・・・


あのあたりか?いや、それともあっちか?」






まだまだ無名のアイドルを囲むヲタ達とあって、非常に濃いぃヲタが多く、


”太っているキモヲタ”というヒントだけではどのキモヲタか特定ができない。



(文中にキモヲタという語句が多くなっております。ご了承ください。)






ヲタ夫 心の中「おそらく、あの辺か、あの辺か、もしくはあの辺りだろう。」



何人かのキモヲタに目星をつけたヲタ夫。


(他人にキモヲタの目星をつけるとか失礼だよ!お前が一番のキモヲタだろ!)







意を決して、明日菜チョップさんに電話をかけることに。


しかし、ある一抹の不安を覚え、その手が一瞬躊躇する。






ヲタ夫 心の中「いや、まてよ。


もしかして、想像のナナメ上を行くようなキモヲタだったら・・・。


あの想像絵のようなキモヲタが本当に出てきたら、


普通に話せる自信はない・・・。






ここは隠れて電話をして、


あまりにコンタクトが取れそうもないキモヲタが出てきたら、




走って逃げよう。」






そう考えたヲタ夫は隠れて電話することに。



(オイオイ!失礼すぎるだろ!コラー!!ヽ(`Д´)ノ)








ステージ周りのヲタが見渡せる物陰に隠れ、携帯のボタンをプッシュするヲタ夫。



プルルルル プルルルル プルルルル・・・・・





コール音が鳴り続け、明日菜チョップさんは出ない。


ステージを見てみると、アイドルがパフォーマンスの真っ最中。


お目当てのアイドルが出ているためか、電話に反応しないようだ。





仕方がなく、自分がステージを見るための位置を確保するために物陰から出るヲタ夫。


ヲタ垣の周りをうろうろしていると、たまたま好位置をキープすることが出来た。



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ステージにとても近い上、


前後左右にいるのはオーディションを受けに来た人たちの関係者なのか


女性や子供が多く、背が低いために、ステージがとてもよく見える。





よし!


心の中で軽くガッツポーズをしたヲタ夫。


と、同時に携帯が鳴った。



着信は・・・明日菜チョップさんからだ!







ヲタ夫「もしもし、ヲタ夫ですが。」



明日菜チョップさん「あ、到着されたんですね。」



その言葉と同時にステージ前のヲタの中から一人のヲタが立ち上がった!!






その男性は・・・


ヲタ夫が目星をつけていたヲタ達ではなかった。




が・・・


しかし。


やはりというべきか。


立ち上がった男性は、最前列中央に座っていたヲタだった。


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これだけの人数の中で中央最前列を陣取っているとは・・・!!




何時間前に会場入りすればこの位置をキープできるのだろうか。


出演するアイドルよりも先に来ていることは間違いなさそうだ。






そして・・・・





その男、明日菜チョップさんは・・・・






こんななまはげでもなく、


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こんな妖怪人間でもなく、



ヲタ夫と子育て奮闘記  ~ アイドルオタクの夫を生暖かく見守る妻のブログ ~-妖怪人間



こんなおかしな紳士でもなく



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こんなJヒーローでもなく、



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普通・・・本当に普通の男性だった。



ヲタ夫と子育て奮闘記  ~ アイドルオタクの夫を生暖かく見守る妻のブログ ~-明日菜チョップさん







あえて言うなら



ヲタ夫と子育て奮闘記  ~ アイドルオタクの夫を生暖かく見守る妻のブログ ~-典型的なキモヲタ


これが一番近いか?


(ヒドイな!!でも、まああの中ではこれが一番マシか・・・?)






思った以上に普通のキモヲタ 明日菜チョップさんとの対面に拍子抜けするヲタ夫。


そんなヲタ夫が最初に口にした言葉はコレ。




ヲタ夫「あの・・・思った以上に普通ですね。」



(その言葉、初対面の人に対して言う言葉として正解なのーー?)




そしてそれにたいして明日菜チョップさんの返答が




明日菜チョップさん「いやいや、普通じゃないですよ。


キモイですよ。ちゃんとキモイですから。」



(なぜキモさを強調するのですか?なぜ・・・なぜ・・・・?)





おかしな会話から始まり、挨拶もそこそこにDVDを渡すヲタ夫。


一言二言会話をしたところで、二人共そわそわし始める。






なぜなら。


こんなところでキモヲタ同士会話をしていて、お目当てのアイドルを見逃したら一大事!!


お目当てのアイドルのステージ  >>>超えられない壁>>>> キモヲタ同士の会話



なのだ。






対面もそこそこに、いそいそと席に戻る二人。






この後、ステージ上で惨劇が行われることなど、知る由もなく・・・














次回、記事タイトルの意味が明らかに・・・?

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次回、「世にも奇妙な物語 vol.wota」 をお送りします。


ホラーが苦手な方は読まないほうがいいです(嘘)。