5歳の娘がアボカドトーストを床に落としたので、ついつい声を荒げて怒ってしまった。
アボガドが服につき服も変えなければならなかった。
娘は私が怒り出したことに怒り出し、終いには、I wanna die. I wanna kill myself and put knife in my tummyつまりは、死んでやる!ナイフをお腹に突き刺して死んでやる〜!とまでいつものように泣き叫びながら言い出したから、大変驚いた。これほどまでに小さな人間がこんなに酷い事を言えることに驚愕した。むろん私がそんなことを口に出したことは記憶にある限りない。一体どこでそんな言い回しを覚えたのか大変謎であった。
しかし一方でふと我に返り、ふざけていても絶対にそんなことを口に出してはいけないと諭した。死にたい、なんてことを言い出したら、人々は真剣に捉えるし、精神病院に送り込まれるとも言ってやった。
したらば娘は、自分の話した言葉の意味がやはりどれほどの重みのある言葉か分かっていなかったらしく、ニヤリと笑って
Oh! Because I wanna see God!!つまりは死んで神様に会ってみたかったから、と言い出した。
思わず笑ってしまった。が、笑って済ませる話題ではない。
日頃から私は娘たちに、死んだら天国で神様にあえると常々言い聞かせている。が、しかし、このようにトンチを聞かせた会話を娘がしようものなら、私も話し方や接し方を変えなければならない。
子育ては一筋縄にはいかないことを痛感した夜である。