私が通うDr.Maoは60に手が届くくらいの針師である。

彼は、知る人ぞ知る、確かな腕の、優秀な針師である、ということで、あるご高齢の日本人の友人にご紹介頂き、交通事故の治療ということで通いだした。それが、ここ、MWM 

Acupunctureという診療所である。

 

 

見よ!このレビュー評価結果の凄まじき悪さ笑い泣き

 

たった一件のレビューしかない上に、すこぶる評判が悪い滝汗

そう、サービスが悪い、ということでイチャモンをつけられているのだゲロー

 

 

 

しかしながら、私はこういうところこそが、本物だと思っているプンプン

無駄なサービスをしない、しっかりとした腕の人というのは、広告も宣伝もする必要ないし、

むやみやたらに、サービス精神旺盛じゃなくても、分かる人はわかるのだろう、と思っている。

 

そして、私はDr.Maoが結構ツボであるニヤリ照れニヒヒ

①Dr.MaoはYelp(日本でいう、食べログみたいなもの)なんて気にしないだろう。というか、Yelpの存在を知っているかどうか怪しいチーン

②パンデミック中で毎回ドアに鍵を閉めているので、入るたびにノックしないといけないのだが、ある日ノックをすると、出てくるまでに相当時間がかかった。見ると、下を向いて何かを一生懸命やっている。ようやく迎えに来てくれて初めて、彼が見ていたものをみて、彼が数独をしていたことが分かった。彼はそう、患者よりも、数独が大切なのである!びっくり

そして、数独をしたことがあるか、聞いてくるのである。

③毎回カラフルなピンクやら黄色やらのポロシャツをしっかりとズボンの中に入れている。

おしゃれなのか、そうじゃないのか分からないが、なんだか可愛らしく感じてしまう(そんなこと言っているのがバレたら、怒られそうだが。。)

④この診療所の予約を取るために電話をしたのだが、留守電につながり、返信も来なかった。もちろん対面だと対応しっかりしてるけどね。でもガツガツしてないし、商売熱心ではないしあんまりやる気がない。

⑤普通、針師やカイロプラクターの医師というのは、事あるごとに理由をつけて

戻ってこい、治療を受けないとだめになる、というはずなのに、Dr.MaoはYou already come here 12 times.といって、むしろ、来すぎだから、もう来なくて良い、という。←金儲け主義じゃない。

⑥働き過ぎることを恐れているが、稼がないと生活できないから仕事をしている、と患者に言う。よって、前は夜8時まで働いていたが、最近は午後6時には仕事を終了するようにしている、という。そう、彼の仲良しのシアトルにすむ針師のお友達が癌になって、彼は絶対に働き過ぎないよう心掛けている、ということである。

⑦中国の上海出身のDr.Maoは中国の将来がとても心配。

人口が減ることを大層気にしているため、毎回のように、日本の出生率はどうなのか、なぜ女性は結婚したがらないのか、私の意見を参考として聞いてくる(不妊治療もしているからだろう)。

⑧これはちょっとオフレコだが、頻繁に、私は料理をするのか聞いてくる。そして、私が、最近、旦那が家事を手伝ってくれないから、やることが増えて疲れてます、というと、家庭のことは女性がするべきだ、という←日本ならまだしも!?ウーマンリブだとか女性差別に超絶敏感なアメリカでこの発言ははっきり言って、タブーに等しい。絶対に言ってはならない発言。だけど、中国人の素直な意見として、私も理解を示している。

⑨中国の人口が減っていることに対して、大変な危機感を示しているDr.Mao。

ここで彼が考えた案はこれ。真面目に教えてくれたのは、「一夫多妻制度にすべきである。

金持ちの男性なら、子供の面倒ももっと見れるから、何人もの女性を妻にすべきである。」

←これはでも、ちょっと気持ち悪かったゲホゲホあせる

この発言も、アメリカならあり得ないねぇ。思っていても、言ってはいけない気が。。

しかし、ここで言いたいのは、Dr.Maoはそう、とっても飾り気のない、素直な性格の方なのだ。

 

そして、とにもかくにも、腕が良いので、押し付け商売もしないし、本物、といった感じがする。

 

おススメなので、シリコンバレーにお住まいの方は行ってみてね!サービス悪いけど、本物です!