私の旦那はUC Berkeley のIT系学部の学士を取得したが、彼に当時の話を聞くと
毎回、
「Sucks, UC Berkeley! 」と返ってくる。。。
「え、、、なぜ??バークレーなんてスゴいじゃん、やるじゃん、旦那!」って思うんだけど、全くそんな感じじゃなさそう。。学士とMBAじゃちょっと話が違うとは言えど、私がMBA受験した時なんて、UC Berkleyを目指す 周りの日本人達は皆超一流企業勤めたりとか、どっかの官庁に勤めたりとかしている人で「俺たち、私たち優秀なんですう~キラキラ」みたいな感じがして、なんだか怖かったものだ。。。

日本に返ってきたUC Berkely MBAホルダー達をみても、なんか「俺たち優秀音譜」みたいな気を放っている気がして、すごいなあ、って思ってた。


なのに、バークリー出身の旦那の、バークリーへの反応は至ってネガティブ。
まあ、「確かにスタンフォードには劣るからなのかなあ、スタンフォードに比べてひねくれてちゃったのかな、可愛い奴め」、と思ったんだが、蓋を開けてみると、、本当に勉強がきつかったらしい。。。。


勉強がきつ過ぎて、鬱になりそうであり、引きこもりがちになり、毎日ゲームに明け暮れてたんだとか。。。
行きたい学部に行けそうも無くなった際には、友人と将来を憂い、お互いに慰め合ったんだとか。。。
ううう目なんて泣ける話なのっ!しょぼん


って思ったが、やっぱりどうやら入学して最初の半年は「俺バークリーの学生なんだ~ふふふ」と思っていたとのこと。そのあと、現実に直面し、あまりにも凄まじく優秀な同級生に囲まれて自信を失っていったんだとか。。頑張っても頑張っても超えられない同級生というのがたーくさんいて、そのうち同級生ともあまり戯れなくなったそうな。。。よって、今でも私がたまーにバークレー話をすると、全く嬉しくなさそう。。

うむむ、アメリカ育ちのアメリカンでもそうなってしまうのか。。日本から行ったら、言葉の問題でどうやって乗り越えるんだろうか、って疑問になってしまった。。。


じゃあ、どうやってバークリーに入ったかと聞くと。。。
「塾なんてないからいかなかったよ。あ、でも、学校で与えられた宿題はしっかり勉強してた。」とのこと。

シンプルー

私なんて、あーでもない、こーでもない、っていって、色んな塾に通って、で、そこそこの大学にいったのに。。塾なんて行く必要ないのね、きっと。学校の勉強さえしてれば良かったのかも。。
確かにアメリカでは「N」と書かれたリュックみたいなバックは見ないわな~。

どーやら彼の友達達の話を聞くと、誰も塾に通っていなかったそうな。。。まあ、彼らの通った高校は、シリコンバレーでも最も学区の良い地域だったからだとも思うけど、きっと学校が色々サポートしてくれたに違いない。



ちなみに旦那は未だに自分のGPA(成績)がさほど良くなかった事を気にしている。
アメリカだと確かにどこの学校出たか、よりも、たとえ大したことない学校でも、GPAが良ければ良いって言うもんね。

旦那は、今の会社入るときですら、
「どーしよー、GPAがそんなに良くないから無理かも。。」ってなってた。。。

まあね、日本でもそうか。
でも、アメリカの方がよりGPAで括られてしまう傾向が多いような気がする。

そりゃーね、GPA云々より、人のつてやネットワークでGoogleやAppleに仕事を見つける人もいるけれど、それは日本と同じで、実績作ってからの話らしい。。。

結局アメリカだって日本と同じで、いくら実力がものを言う、とは言えど、もしかして日本以上に、ある意味では学歴社会だということがよーくよくわかるこの頃。。。