Z省「アクセルふむなら同時にブレーキ踏め」⇔ネット 「法定速度・燃料の限度内なら適宜アクセル踏め | 結局、愚痴のはきだめ

結局、愚痴のはきだめ

非公開ブログを目指していたけど…挫折。

 


"Z省大先生"が主張する“常識”に乗っかって「税金こそが財源」という命題を、まるで「万有引力の法則」かのように喧伝しているのが、昨今の日本のマスメディアの支配領域内での報道の現状なわけですが。

政治経済に関心・好奇心をもちつつ、マスメディアの支配域の外である「ネット」を徘徊しているいちネット民の僕からすると、もはやその“Z省大先生の常識”というものには、もうなんの説得力も感じなくなっているんですよね。

それというのは、一旦腑に落ちてしまえば、かなりシンプルな話(理屈)だと思うんですが、

僕の経験上「税収こそ財源」という洗脳を繰り返し浴びせられてきた現代の日本人がそこから脱洗脳を果たすのは、困ったことにそれなりに時間がかかってしまうものだと思うわけです。

天才ならばいざしらず、僕は凡才でしかない人間ですので、ともかく僕が「税収はむしろ財源のうちでも副作用がセットでついてくる一種の変化球的なものでしかない」という命題が腑に落ちるまではかなり時間がかかりました。

というわけで、僕なんぞには、今洗脳の最中にあるひとを一読で脱洗脳するような文章を提示することは無理なので、そういう大それた期待をもってこの記事を書いているわけではないのですが、

もしかしたら、少しは何かの足しになるかもしれないというつもりで、

「一旦、Z省大先生の“税収こそ窮極の財源”という洗脳が解けた場合に、財政に関わって新たにみえてくる景色」

というものを書いてしまおうというわけです。

道案内やら地図のたとえでいうと、以下の叙述は「目的地にアクセスするためのルートが明示されておらず、ただ漫然と目的地付近のスナップショットのみが提示されているヘンテコな案内図」みたいなもので、

まぁ、不親切きわまりないようなしろものであり「およそ案内図の用を満たしていないようなもの」であるわけですが、

そんなものだとしても、ひょっとすると「もうひと押しでZ省大先生の洗脳から脱洗脳されそうだというボーダーのギリギリにまでにはきている人」のうちのほんのわずかな人に対しては

「脱洗脳が完了するための最後の小さな一押し」みたいなわずかながらの効用がありうるのではないか、などというささやかな期待をこめて書いてみたいと思ったわけです。

えー、前置きやら業務連絡みたいなことが長くなってしまいましたが、本題に入っていきます。



---------【本題】------------------------------


この税金と財政にかかわる「洗脳」の問題は「車の運転」ということになぞらえて理解するのが適切だと思います。

そこでのZ省大先生の言い分はこういう感じになります。

「アクセルを踏んで車の速度を上げる(≒財政出動を増やす)ときには、つねに同時にブレーキを踏む(≒税を介して民間からお金を引っこ抜く)ことをセットでしないといけません。これこそが、現代社会において推奨される“安全な運転”なのです」

僕が言おうとしていることが伝わったでしょうか?ちょっとカッコ書きの挿入が多くて読みにくいと思うので、より簡潔に言い換えた別の表現を以下加えますね。

「アクセルを踏む時に同時に忘れずにブレーキを踏め」

というようなことです。



つまりは、自動車の運転になぞらえていえば、これくらいナンセンスなことをZ省大先生は主張している、ということです。少なくとも僕にはもはやZ省大先生のその手の主張がそういう類いの”ナンセンス”にしか見えていません。

んで、以上の見方に対立するところのもので、僕が「まともな判断」として推したい内容は、以上の流れからほとんど明らかだとは思いますが、一応これについて車の運転になぞらえて以下表現してみたいと思います。

「アクセルを踏んで車の速度を上げる(≒財政出動を増やす)ときには、法定速度(≒適切と思われるインフレ率の限度)とガソリン残量(≒国全体の潜在生産余力)からはみ出さないように気をつければそれでいい。これこそが運転免許を与えれれた運転手(≒現代の主権国家)にとっての正当かつ必要な範囲の裁量権である。」

ということです。えー、もうこれ以上説明することが浮かびませんwww

今日は僕らしくもなく短い記事になってしまいそうです。


まぁ、さっきもいったように何しろ「アクセス情報がまともに載っておらず、ただただ目的地の周辺の景色だけが載せてある観光案内リーフレット」みたいなそもそもが半端も半端な企図において書いたものなので、

紙幅も薄っぺらくなってしまったのは、当然の帰結かとも思います。

専門家でもない素人のくせに、よりにもよって、専門家といわれる人やら官僚大先生を向こうにして、こういった大きな批判めいたこと言う、なんてことをしている以上、

読んでくれた方の大半にバカにされるのがむしろ当然だとは思いますが、できれば読んで下さった人の頭の片隅にでも「Z省大先生の方針を、車の運転にたとえて変なクサし方しているやつがいたな」という印象が残ればいい、という感じです。

そういう意味では自画自賛のようですが「アクセル踏むときには同時にブレーキを踏め」というシュールでクセが強いセリフをひねりだせたという点については、

「下敷きにした僕の自前の分析の良し悪しやら精緻さについては横においておくとしても、記憶に残すためのフックとしてはけっこういい線いってるかもしれない」というまんざらでもない気持ちでおります。はい。

自分に甘くてどうもすみませんww

では、今日はこのへんで。