売れ残った下らない商品を
[赤字覚悟]って[価値]で包装し
叩き売る年末謝恩セールで
血の色した徒(あだ)の花束を買って。
ポケットの中で体温に馴染んだ硬貨
すべての有り金をはたいて買って。
実を結ぶはずのない恋に投資。
憂い帯びた下らない傷心を
[賢しい錯誤]って[措置]で逃走し
叩き狂う粘着狂奔ルールで
稚の色した購(あがな)いの名を謀(たばか)って。
チケットの墓で台本に詰(なじ)った高架
すべての針金を奪って謀って。
実を結ぶはずのない声に凍死。
熟れ誇った下らない精進を
[浅い角度]って[余地]で妄想し
滾(たぎ)る歌 怨嗟借用ゴールデン
痴の色した痣の鼻唄謳歌して。
ロボットの漫画でライオンに因んだ効果
すべての釣鐘を破壊してたって。
実を結ぶはずのない媚びに闘志。