どうも、トレーダーのヲ猿です。

 

メルマガ『トレードを始める方がまずすべきこと』の第二回配信です。

 

今回のテーマは『基本用語を理解する』です。

 

【1】

 

前回の『とりあえずデモトレードしてみる』では、何はともあれまずはとりあえずデモ登録して、ツールをいじりながら取引方法や用語について理解していけばいいと述べました。

 

今回もその方針に変わりはありませんが、数あるトレード用語について覚える優先順位と重要度、対象商品や用途について解説していきます。

 

トレード用語は大きく以下のくくりに分類することができます。

 

・取引関連系

・商品種別系

・ファンダメンタルズ系

・テクニカル系

・トレード手法系

 

以下、これら個別の用語群について、その優先順位と重要度、対象商品や用途について解説していきます。

 

前半は、各用語群の用語例を挙げ、後半では中でも特に重要かつ優先度の高いものについて紹介します。

 

【2】

 

▼取引関連系用語

 

取引関連系用語とは、文字通り取引に直接関連する用語のことです。

 

例えば、口座資金と注文できる量の関係、注文方法、金利手数料などです。

 

口座資金と注文できる量の関係に係る用語としては、

 

FX(外国為替証拠金取引)、信用取引、現物取引、レバレッジ、証拠金維持率、建玉、

 

などがあります。

 

注文方法に係る用語としては、

 

買い(ロング、Ask)、売り(ショート・Bid)、指値、逆指値、IFD、OCO、IFO、

 

などがあります。

 

金利手数料に係る用語としては、

 

金利、スワップ、手数料、スプレッド、配当、逆日歩、

 

などがあります。

 

【3】

 

▼商品種別系用語

 

商品種別系用語とは、取引できる商品の種類に関する用語のことです。

 

例えば、FX、株、債券、コモディティ、デリバティブなどです。

 

FXに係る用語としては、主に、

 

USD/JPY、EUR/USD、GBP/USD、GBP/JPY、AUD/USD、AUD/JPY、

 

などの通貨略称および通貨ペアです。

 

株、債券に係る用語としては、

 

国内株式、外国株式(米国・中国など)、国内債券、外国債券、

 

などがあります。

 

コモディティに係る用語としては、

 

金、銀、銅、原油、小麦、天然ガス、ハードコモディティ、ソフトコモディティ、

 

などがあります。

 

デリバティブに係る用語としては、

 

先物、オプション、指数、スワップ、ETF、

 

などがあります。

 

【4】

 

▼ファンダメンタルズ系用語

 

ファンダメンタルズ系用語とは、文字通りファンダメンタルズに係る用語のことで、ファンダメンタルズとは、は『経済の基礎的条件』とも呼ばれ、世界経済の流れや様々な金融商品の長期的な価格変動を決定付ける要因とされている諸要素です。

 

一概に何がファンダメンタルズであるとは言えず、金融商品の価格に少しでも影響するのであれば、それはファンダメンタルズであると言えます。

 

その中でも特に代表的なものと言えば、経済指標でしょう。

 

経済指標とは、は各通貨発行国の公的機関が発表する、様々な経済情勢を数値化したものです。

 

例えば、

 

政策金利、雇用者数・失業率、物価指数、国際収支、

 

などがあります。

 

【5】

 

▼テクニカル系用語

 

テクニカル系用語とは、トレーダーが売買の基準の1つとする『テクニカル分析』に係る用語のことです。

 

『テクニカル分析』とは値動き=過去の価格推移から将来の値動きを予測する相場分析

法です。

 

例えば、チャートパターン分析、プライスアクション分析、ライン分析、インジケーター分析などです。

 

チャートパターン分析に係る用語としては、

 

トレンド、レンジ(持ち合い)、ブレイク、ペナント、フラッグ、三尊、逆三尊、だまし、

 

などがあります。

 

プライスアクション分析に係る用語としては、

 

ローソク足、ボラティリティ、板、出来高、

 

などがあります。

 

ライン分析に係る用語としては、

 

水平線、支持線(サポートライン)、抵抗線(レジスタンスライン)、チャネル、フィボナッチ、

 

などがあります。

 

インジケーター分析に係る用語としては、

 

移動平均線、一目均衡表、ボリンジャーバンド、ストキャスティクス、

 

などがあります。

 

【6】

 

▼トレード手法系用語

 

トレード手法系用語とは、トレードの手法、すなわち利益を得る為の売買ノウハウのことです。

 

例えば、トレードスタイル、トレードルール、分析法、などです。

 

トレードスタイルに係る用語としては、

 

スイングトレード、デイトレード、スキャルピング、秒スキャ、配当狙い、スワップ狙い、

 

などがあります。

 

トレードルールに係る用語としては、

 

順張り、逆張り、ナンピン、トラリピ、塩漬け、

 

などがあります。

 

分析法に係る用語としては、

 

テクニカル分析、ファンダメンタルズ分析、

 

などがあります。

 

【7】

 

中でも特に重要な用語をピックアップします。

 

FX(外国為替証拠金取引)、レバレッジ、スプレッド、USD/JPY・EUR/USDなどの追加ペア

 

FXおよびそれに係る用語です。FX関連は特殊な用語が多いので、ここら辺は最低限抑えておかなければ自分が何をしているのか意味が分からなくなります。意味についてはググったらすぐに出てきますし、メルマガ登録時の初回特典ファイル『FX 脱初心者マニュアル-負け組から脱却する為の唯一のバイブル-』でも解説しています。

 

・テクニカル分析、ファンダメンタルズ分析

 

トレードの方向性、いわゆる手法を決定する上で必要不可欠な要素です。個別で具体的にどんな分析法およびそれの元となる要素があるのかは多種多様になるので徐々に知っていけば良いと思いますが、テクニカルとファンダメンタルズの違いとそのものの意味は把握しておいた方がいいでしょう。これもメルマガ登録時の初回特典ファイル『FX 脱初心者マニュアル-負け組から脱却する為の唯一のバイブル-』でも解説しています。

 

【8】

 

以上、『トレードを始める方がまずすべきこと』第二回『基本用語を理解する』でした。

 

基本用語の分類と代表例を挙げました。

 

これらをまずはすべて覚えろという話ではなく、こんな用語があるんだよっていう風になんとなく頭の片隅に置いておくだけでよいです。

 

実際に個別の意味を覚えるのは、デモトレードを進めながら、いざ分からないことや気になることにぶち当たった時で構いません。

 

トレード関連用語は種類が多くて大変ですが、ゆっくり少しづつ覚えていきましょう!

 

次回、第三回のテーマは『本やブログを鵜呑みにしてみる』です。

 

次回も宜しくお願い致します。

 

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