スロットに機会割ってありますよね。

よく還元率とごっちゃになってる人がいます。

 

同じと言えば同じなんですけど、勘違いして認識してる人が多いと思います。

 

還元率とは、掛け金に対して戻ってくる金額の割合のことです。

(お店側から見た控除率とも言います。)

 

ネット記事ではスロットの還元率は80~95%というのをよく目にします。

 

これって本当でしょうか?

 

まずスロット以外のギャンブルの還元率はこんなところです。

 

・宝くじ…約50%弱

 

・競馬、競輪、競艇…約75%

 

宝くなんかはお客にとってかなり不利です。

 

10,000円分買えば平均5,000円しか戻ってきませんから。

 

買えば買うほど、還元率に収束していきますから、どんどん損をしていきます。

 

では、スロットの機会割もこれと同じなのでしょうか。

 

機会割98%の台で10,000円をサンドに入れて帰ってくる平均額が9,800円?

 

こう勘違いしてしまいがちですが、スロットの機会割すなわちBETしたメダルの枚数にかかります。

 

1ゲーム3枚のベットがあるとして、その1ゲームに対して平均98%の払い出しがあります。

 

宝くじ・競馬競輪競艇の場合は1回(1レース)に掛ける掛け金をお客が選べるのに対し、

 

スロットは1ゲームでメダル3枚(60円)固定なので勘違いしやすいのです。

 

つまり1,000枚分BET=約333ゲーム回せば平均的には合計333ゲーム*3枚*98%=980枚払いだされるということです。

 

20枚の損ですね。

 

一日8,000ゲーム回すとすると、8,000ゲーム*3枚*2%=470枚の損がでます。

 

約1万円の損です。

 

これは期待値の考え方ですね。

 

設定1を一日平打ちした場合の期待値がマイナス1万円ということです。

 

最低設定でも機会割98%と聞くと結構返ってくる印象を受けますが、一日平均1万円も損をするのです。

 

実際は交換率もありますし、機会割が下がればもっと損が大きくなります。

 

本題に戻ります。

 

ネット記事でよく見る還元率80~95%という数字。

 

仮に一日あたりの現金投資に対する還元率だとした場合にこの数字ってあり得ますか?

 

逆算して考えてみてください。

 

仮に還元率95%もあったら、一日1万円の損を出すのに20万投入しないとだめなんですよ?

 

一日平均でサンドに20万突っ込んでいると思いますか?

 

一日平均でです。

 

(設定1の機会割が96%の機種だと40万投入しないといけません^^;)

 

あり得ません。

 

還元率80%としても平均5万です。

 

ゴッドシリーズのような荒れる(コイン単価の高い)台ならともかく、

 

5万と言ったら感覚的にかなりの投入額ですよね。

 

「今日はこれで諭吉5枚目か。まあ今んとこいつも通り普通だな」

とはならないでしょう。

 

設定による客寄せで多売薄利経営している大手ホールならともかく、

 

普通のホールなら還元率は60~70%がいいとこでしょう。

 

交換率や閉店を考慮するとさらに10~20%落ち込みます。

 

宝くじ並みに分が悪いです。

 

上記の還元率の定義だと、

 

機会割が低く荒れない台(ジャグラーなど)ほど還元率は下がり、

 

機会割が高く荒れ易い台(ゴッドなど)ほど還元率は上がります。

 

投資金額が少なく済むほど還元率が低くなる、という感覚的にはおかしな現象が起きていますよね。

 

おかしく感じてもこれは事実です。

 

だからスロットを一日あたりの還元率で考えるということ自体が筋違いであり、勘違いの元なんですね。

 

スロットを打つ際に考えるべきことはやはり期待値なんです。

 

意味の無いパーセンテージに騙されることもなく、

 

実際に自分がどれくらい損をするのかを金額で計算することができます。

 

逆にプラス期待値の台であれば自分がどれくらい得をするのかも計算できますね。

 

勝っているパチプロはそこを見ています。

 

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