私たちは、人生でここまで辛い思いをしたことはなく、また、一生に一度の大切な結婚式の思い出に関わる出来事であるため、どうしても泣き寝入りし、諦めることができませんでした。

 

みなさまのなかには、私たちが何ヶ月にも渡り、ここまでお願いし続けることに驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、私たちとしては、これまでの経緯から、私たちの気持ちに一切寄り添っていただけない、アニヴェルセルの一方的すぎる対応にどうしても納得することができず、一生立ち直れないほど本当に辛い状況であるため、人生で初めて、ここまでお願いし続けてきました。何ヶ月にも渡り、粘り強くずっとお願いし続けている時間も、言葉では言い表せないほど、本当に辛かったです。

 

しかし、アニヴェルセルだけではなく、親会社のAOKIホールディングスにお願いしても一切応じていただけないことから、他に取り得る手段がなくなってしまい、ついに、弁護士の先生に相談することを本格的に考え始めました。私たちにとって、弁護士の先生にお願いすることはとても敷居が高く、本当に勇気の必要なことでしたが、それ以外に方法がないほど、心身ともに追い詰められていた状況でした。

 

その結果、高額な費用を掛けてまで、弁護士の先生にお願いして示談交渉をすることになり、「どうしてもプロデューサーとお客様との通常の関係を続ける権利をいただきたい」、「私たちが結婚式直前にプライベートの件で問題となった際に、私たちがそのプロデューサーに引き続き結婚式をお願いする上で決め手となった、プロデューサーが従業員として結婚式前後に自ら交わした、お手紙を書くという約束を守ってほしい」とお伝えしました。すると、アニヴェルセルから、「回答までには時間を要するので、▽月□日(約3週間後)までに回答する」という主旨の返事が別の役員の方から届きました。私たちとしては、本件がかなり長期化していることで、本当にずっと辛い日々を過ごしているにもかかわらず、回答に約3週間も要することに本当に耐えられないほど、限界が来ていましたが、アニヴェルセルが私たちの気持ちに寄り添っていただけると信じ、回答を待つことにしました。

 

その上で、私たちは、結婚式という人生において一度きりの大切な思い出に関わるお話であるため、円満解決したいという想いから、プロデューサーとお客様として関わる権利をいただくための和解誓約書の締結を、弁護士の先生からアニヴェルセルに対して、お願いしていただきました。私たちとしては、訴訟等はどうしてもしたくなかったものの、他に取り得る手段がなくなってしまったことから、もし応じていただけないのであれば、訴訟に移行せざるを得ない旨を、弁護士の先生からお伝えしていただきました。

 

これまでは毎回、設定された回答期日当日にアニヴェルセルから回答が届いていたものの、今回のみは、アニヴェルセルが設定した期日よりも何故か3日ほど早い、新婦の誕生日当日に、アニヴェルセルの顧問弁護士の方から「〇〇は『担当プロデューサーとお客様の関係』で、季節のご挨拶をお送りすることも、■■様が当社の施設にいらっしゃった時などにお会いすることも拒否しております。」、「当社の見解は、■■様に既にお伝えしている内容と変更はなく、ご要求にお応えすることはできません。」、「本件につきまして、当社には何らの落ち度もないと考えておりますので、和解契約書の締結に応じることはできません。」という主旨の回答が届いたことにより、本当に最悪な誕生日となってしまいました。

 

その後、私たちは弁護士の先生のアドバイスもあり、「このまま一切応じていただけないのであれば、アニヴェルセルだけではなく、プロデューサーも被告として訴訟に移行せざるを得ない」旨を最後の可能性に賭け、そして、アニヴェルセルが私たちの気持ちに寄り添い、さすがに応じていただけると信じて、弁護士の先生からお伝えしていただきました。

 

しかし、アニヴェルセルからは、プロデューサーを被告に入れるとお伝えしても、「一切応じることはできません」、「本件に関するアニヴェルセル株式会社の見解は、従前より■■様にお伝えしている内容と変更はなく、今後、変更することもございません。」という主旨の回答が届きました。

 

その回答を受け、私たちは本当にショックを受けました。アニヴェルセルは何故、私たちが従業員であるプロデューサーを被告に入れて訴訟に移行せざるを得ないとお伝えしても、一切応じないというご回答をされるのか、疑問でなりません。

また、プロデューサーも被告に入らざるを得ないという大きな事態にまでなっても、プロデューサーご自身が、本当にここまで頑なに拒否し続けているのか、本当に疑問でなりません。

 

私たちは訴訟への移行を検討していたものの、プロデューサーを被告に入れてまで訴訟に移行することは、ずっと大切にしてきたプロデューサーの気持ちを考えるとどうしても耐えられないと考え、また、私たちとしても訴訟になった場合はさらに泥沼化し、事態もより長期化することが予想されることから、心身ともにすでに限界を超えている状況であったため、訴訟を諦めることにしました。それにより、高額な費用を掛けてまでお願いした弁護士の先生を介しての交渉も、泣く泣く取り下げさせていただく旨を、アニヴェルセルにお伝えしました。

 

その後も、私たちから何度お願いしても一切応じていただけず、「今後、本件につきまして、弊社が■■様に直接ご回答することはない」、「必要に応じて、弊社顧問弁護士からご回答申し上げることとなる」という主旨の回答を役員の方から伝えられたため、顧問弁護士の先生に対して、私たちから勇気を振り絞り、恐る恐る怖い気持ちがありながらもお電話いたしました。すると、顧問弁護士の先生は丁寧に耳を傾けてくださいました。そして、今回の件を「私たちとしては、◯◯様と今まで築いてきた関係があるため、◯◯様を今もずっと信じており、◯◯様がここまで頑なに拒否しているとはどうしても思えないのですが、アニヴェルセルだけではなく、顧問弁護士の先生もプロデューサーに実際に直接会って気持ちを確認した上での結論なのでしょうか。」という主旨の質問をさせていただいたところ、「業務上の秘密となるため、お答えすることはできない」という旨のご回答をされてしまいました。私たちの弁護士の先生からは、「それくらいのことは教えてくれるのではないか。」とご助言いただいていたため、何故教えていただけないのか、疑問でなりません。