その後、しばらくしてから、プロデューサーから可愛い絵柄の年賀状が届きました。
私たちも、年賀状にお手紙を添え、プロデューサー宛に返信をし(プライベートでの付き合いは禁止されているため、アニヴェルセル みなとみらい横浜の住所に発送していました)、「久しぶりにアニヴェルセルに行くので、お会いしたい」という旨をプロデューサーにお伝えしました。
数日後、日程調整のため、プロデューサーにお電話をしたところ、取次ぎの方から「〇〇は、年始からお休みを頂戴しており、いつ出社するかも未定である。」と伝えられました。それを受け、出社次第折り返し電話してほしいとお願いしたところ、とても不愛想な様子で、「伝えておきますけど、いつになるかわかりませんよ。」と伝えられました。
しかし、翌日、プロデューサーから何故か、便箋2枚ものお手紙の返事が届き、「すでにお打合せやご結婚式のお手伝い、イベント対応等がかなり詰まっておりまして、頂戴した候補のお日にちは、すべてスケジュールが入ってしまっている状況でございました。ただ、せっかくおふたりにお越しいただけるということでしたので、◯月×日の△時から30分程度のお時間でしたら、イベント対応を抜けて、なんとかお会いすることができそうです。楽しみにしております。」等と伝えられました。
プロデューサーからのお手紙を受け、提案いただいた日時で大丈夫な旨をお伝えしようと、同日、再度お電話をしたところ、別の取次ぎの方から、前日と同様に「〇〇は、年始からお休みを頂戴しており、いつ出社するかも未定である。」と伝えられました。
現に、年始以降にプロデューサーとお手紙のやりとりをしているため、プロデューサーは出社しているにもかかわらず、取次ぎの方には「プロデューサーは年始からずっと出社していない」と伝えられ、私たちは不審に思い、「プロデューサーが以前メールで私たちに伝えたように、上司の方々にメールを確認され、関係性について強く注意を受けたことにより、私たちはブラックリスト対象にされてしまい、プロデューサーに電話を繋げないようにされているのではないか」と感じました。
しかし、何か私たちの知らない事情があるのではないかと思い、あえてそのことには何も触れずに、提案いただいた日時で大丈夫な旨をお手紙でプロデューサーにお伝えしました。わざわざお手紙を書くのは大変なため、お手紙でなく、メールで送ることも考えましたが、私たちは前回メールのccに上司の方々が入ってきたことがトラウマであったため、プロデューサー宛にお手紙でお返事をすることにしました。
数日後、突然、プロデューサーから上司の方々をccに入れ、「最近、病気になってしまったため、急遽お休みをいただいたりしていた。電話ができない状況である。」という内容のメールが届きました。
(※個人情報のため、具体的な病名は伏せさせていただきます。)
また、上司の方々をccに入れたメールも、年賀状やお手紙の印象と全く違い、非常に淡白な印象を受けました。
メールを受け、私たちがプロデューサーからお手紙で伝えられた内容と全く異なっていたため、何が真実なのかわからなくなってしまいました。しかし、プロデューサーを大切に想っていたからこそ、もし病気になってしまったのが本当なのであれば、少しでもお力になれればと思い、私たちはプロデューサーの体調を心から心配し、病気について詳しく調べました。さらに、病気を伝えられた日から、新婦はプロデューサーのことを心配するがあまり、不眠症を発症し始めてしまいました。