Slow Life -48ページ目

Cafe時間。




学生の頃、当時付き合っていた彼とうまくいかなくて。

友達に相談しても、一生懸命彼と向き合っても、どうにもならなくて。

途方にくれた気持ちを持て余すように、夕暮れのCafeで1人ぽつんと時間を過ごしていた。


あの頃は。

恋愛が全てであるかのように、毎日がそれ中心にまわっていた。

彼との関係がこの世の全てであり、毎日のテンションは彼の言動によって左右されていた。

立ち止まってなどいられない、とばかりに。

気持ちはいつも大きく揺れ動いていた。


私にとってCafeは。

思いっきりうちひしがれる場所だったのだ。当時は。

そうして、自らをどん底まで落とし。

這い上がれる勇気を作り出していたのだ。


こんなに穏やかなる毎日に、Cafeの喧騒は心地よい。

あの頃の自分の、大きな葛藤が。

思い出となって、切なく胸を鳴らす。


もう少し、ここにいたい。


ウララかな。




 

                         春や夏よりも、秋と冬が好き。

                       いつの頃からかそうなったのだけど。

               もの悲しく、憂いを含んだものには。無条件に憧れてしまうのだ。


                      もともと、物思ひにふけるのが好きで。

                       おひとりさま、な時間を愛しく思う。

                     そんな過ごし方がしっくりくる季節が好き。


                             でも、そろそろ。

                        春の匂いが恋しくなってしまった。

                     色に満ち溢れた、あたたかな光景を思ひ。

                          うららかな心に焦がれる。

                              そんな午後。



フワフワの。





昼間、友達とランチをとった小さな食堂で。

チャウダー系のコクのあるスープを頼んだら、

サワドーというちょっぴり固くて酸っぱいパンに入ってやってきた。


ふふふ。


思わず二人、顔を見合わせて笑ってしまったよ。


カリフラワー?とも思える、ちょこんと添えられたパンの中身。

くり貫いた後に。ぎゅうぅっと手で握られたように、ねちゃねちゃとしていて。

なんとも可愛らしかったのだ。


こんな楽しいプレートは、大歓迎。