Slow Life -43ページ目

決意の朝。



決意をした朝、いさぎよい光がさしていた。
きっぱりと、前に進むのだ。
決めてしまえば、
行く先の未来は明るく、素晴らしいもののように思えた。
強引な始まりに、感動すら覚えてしまう。
何事も考え方次第、だよね。きっと。


動揺するココロ。



  ここ最近、どうにも心が揺れている。
  気がソゾロ、注意リョク散漫。
  理由はわかってる。騒々しい階上の住人のことだ。
  大勢の配慮のない足音が、ここ数日。毎晩のように部屋の家具を 
  カタカタと揺らしている。
  注意勧告は既に何度もしているが、彼らは一向に反省する気が 
  ないのだ。
  
  ため息とともに、最近の睡眠不足が視界を揺らしていた。
  昼時の、忙しないCafeが妙に心地よい。
  お気に入りの、穏やかな空間に身を置いてしまったら。
  あの部屋に帰るのが、ますます億劫になってしまうはずだった。
  
  憂鬱な気分を、どうにか払うべく。
  心の中で祈りをささげる。
  
  神様、どうか私の心に平穏を。
  God bless me !


5年ぶりの再会。



いつものCafeで、5年ぶりに会う友達を待っていた。
彼女は変わっているだろうか。
私は、変わっているのだろうか。
緊張と、少しのワクワクが入り混じり、どうにも落ち着かない。
時間は5分前。
震える手で熱めのコーヒーをすすると、
カップに慌てた跡が付いていた。
落ち着け、おちつけ。
いちおう唱えてみる。
高鳴る胸の音とは反対に、口の端に笑みが浮かんでいた。

彼女が来るのは、その8分後。