税金の戦い2024 | イギリスで働く会社員のブログ

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国の庇護を受け生活する者、生じるのは納税の義務です。

 

今ままでは税金に関してさほど問題なく生活していましたが(チェコに移住した時を除く)、今年になり問題が発生!

4月の給料明細を見ると明らかに税金の徴収額が多い事に気が付きます。

 

はて・・・何があったと思い、年収から所得税の月額計算をしたところ明らかに多い。

何か手違いが起こっているんだろうと車内のFinanceに連絡し状況を確認したところ、社内で税金の最終的な徴収額を決めているわけではないからわからないという事に。

 

HMRCとのバトルの幕開けです。

 

前提条件を理解していないと効率が悪いのでサクッとFinanceに確認・・・。

会社からは年収の見込みをHMRCに連絡を入れ、それを元に基礎税金を算定して徴収するシステムの様です。

ボーナスかな?と思ったのですが、算定基礎からは外して都度徴収になっているとのことでした。他の雑収入とかも同様です。基本的に会社のパフォーマンス連動である事が多いのでそうあるべきだなと。

会社からは既にHMRCに連絡をしているとのことだったのでTax Codeを確認した方がいいとのことでした。P60をHMRCに提出しているので急激な年収増を疑われることは無いはずということでした。

 

HMRCはNational Insurance Numberを使ってログインできるので状況がどうなっているかを確認です。

そしてTax Codeが明らかに変になっていることがわかりました。

 

ここまでわかったので想像するに年収見込みが正しく織り込まれていなくて基礎算定を高めに設定してFailure Safe(HMRCにとって)にしていたという事だと思います。見込み年収額を見て思わず笑ってしまいました。実際そうだったいいんですけどね!

 

ここまでわかったところでHMRCに電話です。こういうところは結構まだまだアナログです。ただここまでネットで個人で確認できるのはUK良い仕事しているなと思います。

 

HMRCのAIの自動AIアナウンスを頑張って切り抜けOperatorにつながりました。

Please connect to an operator.と3回くらい連呼するとAIの自動アンサーを抜けます。AIの精度は上がっているのですが、ネットでできる事はすでに済んでいるので無慈悲にオペレータに繋げとAIにお願いします。1時間ほど待機ミュージックを聴きながら仕事をしつつようやく繋がりました。

 

そして状況を説明し無事Tax Codeをアップデートしてもらえました。5月の所得税で調整が入るということでした。

 

こういう事も税金なので基本的に個人でやってもらうか税理士を立てなければいけないのでなかなか大変だなと思います。

税理士を立てればお金がかかりますからね。

 

否応なく金融リテラシーが上がってしまいました。