世の中は新型コロナウィルスで一色。人命、経済にかかわる大きな出来事です。
その影響は私の勤める会社も例外ではなく在宅勤務となりました。アメリカに本社を置く会社ですのでよくWFHと略して表現しています。在宅勤務、リモートワーク、テレワーク等々様々な言い方がありますよね。
私の体験をここに残しておこうと思います。
私はエンジニアで設計関係の仕事なのでオフィスに行くことは必須ではありません。ただ同僚とのコミュニケーションは必須な仕事でもあります。顧客とのコミュニケーションも必須です。またオフィスもチェコだけにかかわらず世界中にあります。
会社からはラップトップを貸与され基本的にこれを使用して仕事をしています。Office365のコーポレートの契約があるため基本的なメール、さらにMicrosoft Teamが運用されています。
これがクラウド上に展開されて運用されています。
基本的に複数人会議、個人間チャットはTeamを使用しています。
個人的に思うのはMicrosoftどうした?と思うほど使い心地が良い。画面共有、ファイル共有、ビデオチャットすべてにおいて文句はないレベルです。
一方で電話ベースの会議システムの短所として個人的に思うのは音質が電話なため劣化していることです。これが最終的にボトルネックとなり使い勝手の悪さを醸し出しているのかなと思います。ただ最低の質を担保している一面もあります。
Teamのようなオンラインベースのコミュニケーションを使うときにも個人のある程度のリテラシーが要求されている気がします。下記にポイントをあげます。
- 音質
音声ベースのコミュニケーションになるため音質=電話会議の質といってもいいのだと思います。このためヘッドセットを準備して参加する事が大事です。これを守れるとかなりのクオリティを達成できます。一方でラップトップのスピーカーとマイクで入るのはNG。ファンが回りだしたらもう目も当てられません。ファンレスのラップトップ等ならもしかしたらそれなりのクオリティが出るかもしれません。
- インターネットの安定性
現在はWi-Fiがスマートフォンのおかげで一般的になり家庭のインターネット環境はWi-Fiを前提にしている事が一般的になっていると思います。ただここにも落とし穴があると感じています。ラップトップによってはWi-Fiの感度に差がありますし、通信の安定性に問題が出ることもあります。正しく言っておくとおおよその場合Wi-Fiでも問題ないです。ただ電話会議の内容によっては一瞬でもポーズが入るとも避けたいものもあります。このように集中力を途切れらないようにするためにも有線LANをつなげることをオススメします。ネットを使っていてもレイテンシーが落ちているなと感じるので最終的に仕事の質にも多かれ少なかれ影響します。
またおまけですが、パソコンに電源はさして使ったほうがいいです。なぜならバッテリーで駆動しているとCPUの動作を落とす制御が入っているためそれが原因で途切れることもあります。
- 電話会議中のミュート機能の使用
これは本当に大事です。声を大にして言いたい。
発言していないときはミュートにしましょう!!
これを守ると電話会議の質が劇的に上がることは間違いないです。
投資も必要なく簡単に質が上がります。5人以上あたりからこれが本当に重要だなと思います。
アプリ側にもノイズキャンセルのようなプラグインもあるのですがノイズが漏れるような環境の人が一人いると悲惨なものになります。
他にも別モニターを準備しておくといいとかありますがお金がかかることなので全員に勧められるものでもないですね。キーボードもラップトップのものではなくて使い慣れているキーボードを使うほうがいいですがこれもラップトップのほうが早く打てる人もいるのでなんとも言えないです。
以上参考になれば幸いです。