うちでは、日本語の絵本はめちゃくちゃ読んでいます。
比率で言うと、日本語：英語 ８：２ ぐらいかな。
英語を教えるにあたって、英語の絵本を読み聞かせるにあたって、
そして、日本で暮らすにあたって、
日本語絵本で読み聞かせをじっくりとしてきて本当に良かったと思っています。
もうすぐ６歳になる息子のことですが、本当にそう思います。
その長男が３歳になるまでは、ずっと日本語の絵本でした。
なにが良かったか、いくつか挙げてみました。
英語絵本にも親しみやすくなる
英語絵本に挑戦したときに、普通に興味を持って聞いてくれたこと。
何の違和感もなく、興味を持ってくれました。
これは親の英語うまい下手は関係ないと思います。
DVDの力は借りてるけどね。
絵本の時間の安心感を知っているからだと思います。
日本語だと親も子も安心して読み進めてきているからね。
先生の話をしっかりと聞ける子に
幼稚園に行くようになると、先生の言うことをしっかり聞いてられるかなど
気になることはたくさん出てきます。
しっかり聞ける子というのは、絵本をいつも読んでもらっている子が多いそうです。
うちの子は、どちらかというと聞いている方。
工作や遊びに夢中になりすぎて、次の行動にすぐ移れない点はあるけれど、
先生が言った大事なことはしっかりと覚えて帰ってきます。
小学生に上がると、本当に必要なことですよね。
話し上手にもなる
２番目の続きみたいですが、
しっかりと聞ける子は、話すのも上手。
幼稚園であった出来事を思いだしながらしゃべる事、
子供が幼稚園に行くようになったら普通に話してくれるもんだと親は思いますが、
難しいものなんです。
最初からすぐにしゃべれる子はそういません。
それも、絵本の力が関係していて、
絵本をよく読んでもらっている子の方が、自分の意見や感じたことをきちんと言えるそうです。
（いじめられ防止にもなります。）
うちの子は、１つ思いだしたらべらべらとしゃべってくれます。
話すことが好きであれば、外国の人とも話す勇気が倍になりそうですよね。
まだまだ利点はたくさんあるのですが、この辺で。
２番と３番については、
「日本語でのコミュニケーションをしっかりとしていたら、英語絵本中心でもいいんじゃないか」
と思う方もいらっしゃると思います。
が、日本語絵本もしっかり読んであげた方がいいと私は思います。
同じように、
「集団生活が始まったらどうせすぐに日本語生活になるから、未就園児の間は英語漬けでいい！」
と言っている親の話をネットでもよく見かけるのですが、
これは大きな間違いだと思います。
というのは、日本語のレベルと英語のレベルが違いすぎるからです。
世界中で使われている多くの言語のうち、難しい言語のうちの上位に日本語が入るためです。
英語は比較的簡単な言語の一つ。
日本語を勉強している英語が母国語である人からすると、
日本語を母国語にしている人が羨ましい存在だそうです。
日本語はメチャクチャ難しいのですよ。
うちの旦那（フランス人）も四苦八苦。６年経つのにまだまだです。苦
幼児期だからこそ、日本語を中心にするべきなんですよね。
日本語絵本で、しっかりと。
英語以前に人の話を聞けない子供にならないようにしたいですよね。
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