カセット使いにとっての〝禁じ手〟のひとつにメタルテープがある。何故かと言うと、デッキのヘッドの磨耗を早めてしまう為。
ノーマルテープ、或いはハイポジのテープは「酸化鉄」つまり錆びた鉄を使用しているが、メタルテープは「鉄」を使っている。つまり、メタルテープ=「硬い」テープということ。ある修理業者さんは、「ランニングテスト(=長時間のテスト)ではメタルテープは(ヘッドを磨耗させてしまうので)使用しない」と断言している。
しかし、実際録音でたまにメタルテープを使ってみると、再現力の凄さに驚く。「原音忠実」と言うか。でもメタルテープって、もう生産されてないんですよね(笑)。
ノーマル…高音域が下がり、中低域が上がる
ハイポジ…高音域が上がる
メタル…原音忠実
ノーマルとハイポジは簡単に言うと、このような特性があり、録音時にバイアスとキャリブレーションを微調整する必要がある。しかし、メタルテープはあくまで「原音忠実」。バイアスもキャリブレーションも、ほぼデフォルト値で録音してO.K.
昔、好きなアーティストのファーストアルバムは、なぜか必ずメタルテープに録音するという〝風習〟があった。TOTOのファーストを聴いた時もそう。当時録音したテープは残ってはいないが、maxellのメタルテープMXに再度録音してみたら…、
なんか思い出した、この音!!!
