うちの訪問歯科さん、デイが変わったという連絡をケアマネさんから受けていました。そこまで連絡が行くんだ、と感心していたら、介護に特化していて介護のシステムに組み込まれているようです(それにしては介護保険は効かないのだが)。

 

訪問先は介護を受けている家庭だけではなく、介護施設も含まれています。そこでは利用者さんたちの食事の様子を観察し、飲み込みの状態をチェック、嚥下状態がよくないとか、せき込んでいるからまだ自分で対処できているとかアドバイスするらしいです。なんでも4月から、介護事業者において口腔衛生管理が義務化されるから、どこの施設でも必ずやらなきゃいけないんだとか。道理で歯磨きするデイがあるわけだ、と納得したのですが、知らない事業者さんもいるかも、とのことでした。

 

能登地震の後は、歯科の人は多分呼ばれる、とおっしゃってたので、避難所で口腔衛生をチェックするのかな?水がなくてうがいもできないって言うもんな。と思ったら、もっとソーゼツでした。ご遺体の歯型を取りまくって、身元確認が必要になった時に備えるのだそうです。歯科治療の記録も破損しているかもしれませんが、何人かでも身元確認の役に立つかもしれません。歯医者さんはそういうお仕事もあるのだと初めて知りました。