数日前、滅多に会えない友人に会いに行く途中、包括センターからの着信があることに気づいた。前の週にも着信があったのだが、心当たりのある用件もないので放置していたのだった。
二度目となるとさすがに無視するわけにもいかない。駅に着いたところで電話をかけた。
電話に出たのは都合のいいことにかけてきた人だった。お母様おかわりないですか?辻褄の合わないことを言うことはなくなりましたか?と聞く。
そういえば外に向かって大声を出した一件で包括センターにも連絡が行ったのだった。そのフォローってこと?
「言っていることはほぼ100%辻褄が合いません。」
電話の理由、母が一人の時にどうやって支援をしたらいいか話し合いたいから、とのこと。どうやら私が普段はいないと思っているらしい。
訪問による安否の確認
ヘルパーを利用した日常生活のサポート
私が不在の間のショートステイ
などなど、型通りの提案が話の流れの中に出てきた。それに対する私の答え…
「とにかく人が来るとおかしくなるので、あまり刺激したくないんです。民生委員さんは月に一回お見えになりますが、その時も会いたくない、と言うし、あまりしょっちゅう来られると「何しに来た?」って話になりますので、勝手ながらこちらが必要な時だけお願いする形にしたいんです。」
「ヘルパーは前利用して失敗したのでもうだめです。ヘルパーさんのせいではありませんが、いまだに尾を引いています。」
「日常生活、あまり歩けません。近所のお医者にもタクシーで行きます。料理は味は変ですけど自分で作ることもあります。火の元は、過熱すると火が消えるコンロなので、大丈夫かと思います。入浴は、何をしているか見たことはありませんが、一応一人でしています。」
「今かかりつけのお医者は認知症の薬とかは出しません。アリセプトは以前専門医に連れて行った時に処方されたのですが、飲み始めたタイミングでお腹を壊して、薬が悪いのかどうかわからないけどそれっきりです。場所が遠いのでまた連れて行くのも難しいし。」
「ショートステイは絶対だめです。以前その話をしたら大変なことになりました。」
だめだめ尽くしだけど、事実なので仕方ない。それでも包括センターの人、民生委員を交えて一人の時にまさかの事態が発生した場合の対応を話し合っておきたいと言う。
まさかってたとえばこないだみたいに騒ぎを起こした時?
「母が一人になるのは2,3か月に数日。その間の安否確認は私が毎日電話を入れる。様子がおかしかったら私から誰かに連絡する。そういう考えでいます。何かあってもしかたないとあきらめています。」
と伝えたが、包括センターとしては一応何かしないと気が済まないのか。私はその日手帳を持っていなかったので予定がわからないし、こういうことは母に気づかれずにやらないとまたおかしくなるから後日連絡する、ということで電話を切ったが気が乗らない。それでも一応膝突き合わせて面談だけはした方がいいんだろうな。すでに迷惑かけているわけだし…
いつ連絡しよう…