家の要となるリビングです。

家づくりを始める時、とにかく、天井の高い、キッチンも合わせると25畳という広い空間にこだわりました。

元々前のアパートが少し変わった作りをしていて、天井が吹き抜け4メートルあったので、圧迫感のないその空間に近いものを戸建てに持ってきたいということと、後は二人とも映画鑑賞が趣味なので、とにかく大きなテレビとホームシアターを家に設置したいというこだわりから家づくりがスタートしました。

他の賃貸に引っ越そうと思ったりもしたんですが、それをすると将来ホームシアターは一生諦めなければいけないという踏ん切りがつかなかったのです。

ですから、今自分たちが住んでいる家の、このリビングを作るために家を建てたといっても過言ではありません。

 

家で一番目を引く場所はなんといっても天井のデザインだと思います。

針葉樹合板に、寝室まで突き抜けるルーバー、黒に塗装されたH鋼。

実は、自分たちふたりはあんまり天井についてはこだわっていなく、ほとんどが建築士のアイディアで出来ています。

自分たちのリクエストと言えば、「木目がいいなあ」くらいでした。

あとは、家のどこかに鉄筋や煉瓦なんかの素材を使ってほしかったので、そのリクエストを建築士が天井で採用している形です。

こだわりがあんまり強くなかったのに、ものすごく存在感のあるデザインになっているので、建築中は出来上がりが全然想像がつかなく、塗装の色ひとつでもかなり迷ったところでした。

結局は今の色に落ち着いているのですが、キッチン上のルーバーとも、結構な数の塗装のサンプルを取り寄せて、棟梁がそれを材料に塗ってくれ、ああじゃない、こうじゃないとやったのですが、結果今の色に落ち着けて本当によかったな、と思います。

 

そう、でも、一番迷い、こだわったのは、天井ではなく、その反対の床です。

WOODONEのコンビットワンダーの幅広タイプを採用しています。

https://www.woodone.co.jp/product/flooring/floor_wonder/

最初は「無垢材!無垢材!」と騒いでいたのですが、結局は合板で落ち着いています。

この床材、そこらへんの無垢材よりぶっちゃけ値段しました。

実はこのフローリングにすると決めてから、「やっぱり値段も下がるし無垢はどうか」という提案があって、一度旦那と迷っているんですが、どうしてもウォルナットの色にこだわりたかったので、今の色を選びました。

結論からいうと、床材の選択は大成功だったと思います。

色はかっこいいし、合板だけど、上に厚い天然目が張ってあるので木目もしっかりでているし、無垢みたいに一枚一枚の柄も違うので、ぱっと見は無垢と変わらないと思います。

見れば見るほどかっこいいフローリングです。

ただ、やっぱりものすごく柔らかい!

ちょっとしたことでばっちり傷がいきます。

特に今は外構のアスファルト塗装が終わっていないので、ちょっとしたことで玄関ポーチのところの砂が靴について土間に入り、ちょっとしたことでそれが家の中に侵入し、足のうらにくっついて、ガリっといきます。

それでも、元々柔らかい床材と決めて家を建てているので仕方ないですね。

風呂上りのリビングの床の感触は何にも代えがたい満足感があります。

 

SONYブラビアの85インチテレビ(X8500F)と、BOSEのLifestyle 650 systemは設置料やらなんやらで、税込150万円くらいかかってます。

超大盤振る舞いです。

ホームシアターってどのくらい値段するのかしら?と思ってる方も多いと思いますが、そのくらいします。

そんなにするの!?と、自分だって思いましたが、この為に家を建てたんですもの、清水の舞台から飛び降りるとはまさにこの気持ちで購入しました。

とにかくTVはブラビア、音響はBOSEと決めていて、これはなんていうか、頑固おやじの昔からのこだわりなので、一切迷いませんでした。

ホームシアターに関しては、一切他と聞き比べたりしていません。

音にうるさい人は、なんだかんだ異論もあると思いますが、いいんです。買った人がそれでいいなら。

ブラビアは最高画質の75インチと、今の普及クラスの85インチと、もうこの家づくりで一番迷ったと言っても過言ではないくらいに迷いましたが、結果85インチを入れた自分を、「正解だったよ」と言って優しく抱きしめたい気持ちです。

これも画質にうるさい人は、なんだかんだ異論もあると思いますが、X8500Fシリーズでも、十分綺麗です。

というのも、ブラビアにはもっと画質のいいシリーズがたくさんありますが、隣に並べて見比べてるわけではないので、特に画質が悪いと意識しません。

単体で観ると、あまりの画像の綺麗さに感動します。

昨日は仕事が休みで、昼間で寝坊してリビングに行くと、先に起きた旦那が珍しく「ジオストーム」なんていう大衆映画を観ていたのですが、あまりの迫力に釘付けになってしまいました。

大体、4Kやらはこういう映画でこそ本領発揮するもので、自分と旦那が普段から好んでみてるホラー映画や、静かなドラマなんかだとあんまり画質のよさなんて意識はしないものです。

ちなみに、あまりにテレビが素晴らしいので、最近は家から出るのが嫌でたまりません。

前は仕事から帰ると、録画していた民放のバラエティを観たりもしていたのですが、それも一切しなくなりました。

とにかくNetflixで高画質のドラマを観まくっています。

昨日からBates Motelを観始めてしまったので、更にひきこもることになりそうです。

 

もうひとつのリビングの主役は、カウチソファーです。

自分は、ずっと本革のかっこいいソファーに憧れていて、それを買うと最初は決めていたはずなんですが、旦那と行った札幌の家具屋で今のカウチソファーに出会ってしまい、それを購入しました。

皮は手入れが大変そうだし、肌触りはどちらかというと布の方が好きで、あとは家の内装が決まっていくうちに、家は皮より布のほうがしっくりくるのではないかと思い始めたのです。

とにかく大人の男が二人寝そべられる大きさのソファーということで、ここだけは断固として、見た目よりも座り心地にこだわりました。

ベッドと同じポケットコイルのソファーで、とにかく色んな家具屋の中で一番クッションの幅の大きいものを選んだので、座り心地というか、寝心地が最高です。

このソファーの唯一の欠点は、寝心地が良すぎることで、住み始めてしばらく経ちますが、ほぼほぼこのソファーに眠りに落とされてます。

だって、ほぼベッドなんですもの。

最高のテレビで映画を観ながら二人ソファーに寝転がってうたた寝する日々。

ああ、家を建てて良かったな、とこのリビングで寛ぐ度に幸せを噛み締めています。

オープンハウス中も含め、家を訪れた人たちはみんな、「トイレ素敵―!」と褒めてくれます。

それもそのはず、実は、アクセントクロスの中で一番最初に決まったのがトイレのクロスだからです。

というか、家に使っているアクセントクロスは全てこのトイレのクロスを基調としていると言っても過言ではありません。

当時、建築会社からものすごい数のアクセントクロスのカタログがアパートに運びこまれ、途方に暮れていた自分は、それでもなんとなくぺらぺらとページをめくり、暇なときになんとなく眺めたりとかしていました。

アクセントクロスは無地の、できるだけ凹凸のない、塗り壁のようなクロスをイメージしていて、なぜか最初からクローゼットは青、洗濯室は黄色、トイレは緑というイメージを持っていて、それぞれの色のクロスを眺めたりしていたのですが、ある時、一色のクロスの色が目に留まったのです。

リリカラから出ている、「モリスヘリテイジカラーズ」というシリーズのグレーかかった、緑と青の中間色みたいな色でした。

「この色のトイレにしよう!」と心に決め、早速旦那に相談してみると、「いいね!俺この色好きだな!」と言ってくれたことで、トイレが一番最初に決まったのです。

このクロスに関しては、旦那のみならず、営業や建築士も一発で「素敵―!」と言ってくれ、いい気になっていたのですが、実は後にも先にも、このトイレのクロス以上のクロスは現れませんでした。

あまりにもトイレのクロスがかっこいいので、トイレに使うのはもったいないと思い、クローゼット用や洗濯室用にしてしまおうかとも考えたのですが、実はトイレのクロスだけは旦那が選んでいいということになっていて、旦那がこのクロスを気に入ってしまった以上、「やっぱり別のクロスにしてね。」とは言い出せず、結局そのままトイレに据え置いたのでした。

トイレは決まったものの、クローゼットと洗濯室が一向に決まらず、迷いに迷った挙句、結局トイレと同じ「モリスヘリテイジカラーズ」ラインの色違いを選ぶことにして、今のアクセントクロスが決定しています。

つまり、家中にあるアクセントクロスで、一番かっこよく、選定の時点でみんなが気に入った色がトイレにあるわけですから、「素敵―!」と言ってくれても、「当然!」と思うのです。

 

もう一つ、トイレで文句なしにかっこいいな、と思うのは床のコルクタイルでしょう。

超奮発してます。

コルクタイルは、洗濯室とトイレの2カ所で使っているのですが、コルクにした理由は単純に妹の家で使っていて絶賛していたからです。

「コルクいいよ!やわらかいし、冷たくないし!」とものすごく推してくるので、鵜呑みにしてコルクを採用しています。

当初は全て、洗濯室に今使っている、ペラペラの標準タイプのもので見積もっていたのですが、建築も終盤くらいになり、「コルク発注しまーす」というぎりぎりのタイミングでトイレだけ変更しています。

最後に、心配になり、本当にタイルでいいのかという確認をGOOGLE先生に尋ねてみたところ、コルクは劣化すると総張り替えになるし、天然素材の為変色もするし、水まわりは弱いと書いてあるのに怖気付き、トイレだけは衛生面のことも考えてより丈夫で変色の目立たない色の濃いコルクに変更しているのです。

強度だけで選んだコルクだったので、納品されるまで見た目が結構心配だったのですが、実際入ってみると、我ながらうわあ、かっこいいと満足しています。

やっぱり夜トイレに行ったときに、まったく冷たくないのがいいですよね。

天然素材らしい、コルクの柄が残っているところも気に入っています。

 

話は変わりますが、皆さん、トイレで用を足したあと、石鹸で手を洗いますか?

うちは大小関わらず、必ず石鹸でいちいち手を洗うので、それが当たり前だと思っていたのですが、他の人にきいてみると案外石鹸は使わないという意見が多くて驚いています。

小の時は使わないけど、大の時は使うよ!だとか、どっちも使わないけどなあ…という人もいて、正直、どっちも超きったねえなあ、と思っているのですが、それは人それぞれということでいいんでしょうか?

家は二人とも、当たり前に石鹸で手を洗うので、とにかくトイレの手洗いは水や泡がはねないように出来るだけ大きいものを選びました。

これもLixilの既製品を採用しています。

タオルバーが最初から付いているのと、ボウルの下にトイレットペーパーの予備や、掃除道具を結構たくさん収納できるので気に入っています。

これも一目ぼれのようにして決まっている手洗いなのですが、結構「なんでこんな大きい手洗いトイレに入れたの!?」と訊かれることから、実はトイレで石鹸は使わない人たちが多いという目から鱗的な事実が発覚しました。

タンクトイレの上からちょろちょろ出てくる水や、造作で形だけのちっちゃな手洗いボウル付けてる家はどうしてるんだろうと今までずっと疑問だったのですが、なるほど、手を洗っていないんですね!

ちなみに、うちの間取りでトイレの手洗いから一番近い他の水栓はキッチンになり、トイレの水栓を使いにくくしてしまうと、用をすました後、キッチンで手を洗おうとする輩が出てきてしまうんではないか、という懸念から、心ゆくまでゆったりと手を洗っていただける大きな手洗いをトイレにご用意させて頂きましたので、家を訪れる方々は必ず大小関わらず用を足した後は石鹸を使い、トイレから出てくる前に手を洗っていただけるよう、お願い致します。

 

最後になりましたが、トイレの主役、タンクレストイレは超奮発して、LixilのSATISを採用しています。

うわあ、SATISだ!と言われることから、「ああ、やっぱりこれは高級トイレなのね。」と今更ながら思っています。

TOTOと迷ったこともあったのですが、やっぱりトイレに関してはLIXILが今は抜群に使いやすいところが多いと思います。

べたつかないサラリとした便座、便座に一切継ぎ目のない構造、清掃時電動で上に上がるトイレシャワー、掃除しやすい淵の広い便器の形。

リモコンも液晶でわかりやすいです。

元々トイレは旦那の担当だったので、旦那が一番気に入ったSATISを入れることができて本当に良かったなと思います。

トイレ掃除も今のところ嬉しそうにやってくれています。

ただ、これに関してはまだ住み始めて一か月経っていないので、もしかしたら日にちが経ってくるにつれて、「使いにくいなあ」と思うことも出てくるかもしれません。

やっぱり長く使ってみないと、本当の良し悪しはわからないところですよね。

なので、トイレ本体に関しては時間が経ってからまたレポートできたらな、と思いますが、今のところは、充分に満足しています。

自分たちは、間取りに関してはアパートの生活で十分に満足していたので、家づくりの課題は、そのアパートの間取りをどうやって平屋の戸建てに反映させるのかが重要でした。

アパートはメゾネットで、一階にカーポート、外部収納、玄関、靴箱、バスルーム、脱衣所、物置、トイレ、二階にリビングとキッチン、スキップフロアになっていて、寝室とクローゼット、そしてロフトが物置という間取りです。

このアパートの部屋がひとつでも欠けると困るので、特にこの一階の靴箱、物置、脱衣所と、ロフトにあるものをどこにどうやって収納しようかが大きな課題でした。

結局、考えた末、部屋数をたくさん増やすよりも、物を収納しきれる大きな部屋を作ってそれらに分散させることにしました。

具体的には、外部収納、シューズロッカー、ウォークインクローゼット、洗濯室の4カ所に大きな収納スペースを取り、今までアパートにあったものをそれぞれ分散させて使っています。

 

さて、「シューズロッカー」とは呼んでいますが、実際にはシューズなんてほとんどしまっていません。

というか、シューズをほとんど持っていません。

自分も旦那もワンシーズンに靴は一足買うかどうかで、しかもダメになった靴を破棄して新しい靴を買う派なので、靴の数が増えないのです。

じゃあなぜこんな大きなシューズロッカーを作ったかと言うと、「ビールとゴミ置き場」です。

ビールは2-3ケースを常備しているのと、ゴミを分別して置いておく場所が必要でした。

アパートでは一階の物置がこれに当たりました。

毎晩必ず晩酌をするのですが、飲んだビールの空き缶を捨てに行くついでに、次の日のビールの補充をするので、ビールを置く場所と空き缶を置く場所は同じじゃなければいけません。

「空き缶置き場」というと、「そんなの必要なのー?」と思われがちですが、毎晩500mlを3-4缶、旦那も飲む週末は6缶が毎日毎日破棄されると、一般家庭からでる空き缶の量とは比べ物になりません。

それにワインの空き瓶も溜まれば結構なスペースが必要になります。

飲むたびに空き缶や空き瓶を外部収納には面倒で捨てに行く気が起きないので、室内でゴミを置ける場所と考えると、自然に玄関口という発想になったのでした。

ちなみに、家の構造上「シューズロッカー」ですが、棟梁は建築中「ビール置き場」と呼んでいました。

もう一つ、これはウォークインクローゼットにも当てはまるのですが、家の構造を考えた時に心がけたのは、「衣替えのいらない家」でした。

一年に何度も出したり仕舞ったりするのが面倒だからです。

北海道は春、夏、秋、冬と、どうしてもコート類の数が多くなるので、枕棚を大きく取っています。

ちなみに今はゴルフバッグや、チラシ類、屋内用の脚立や、引っ越しで出た空き箱なんかを全てシューズロッカーに収納しているので、結構ごちゃごちゃしたスペースになってます。

 

テラスを作ると決めた時、どうしてもネックになったのは靴の移動でした。

普通テラスというとリビングから出入りする構造のものが多いと思うのですが、わざわざテラスに出る時に靴を玄関から移動するのが面倒だと思ったのです。

そのちょこっとの面倒でテラスの使用頻度も下がるような気がする。

だからってテラスに常時スリッパなんかを置いておけばいいのですが、これも屋外にずっと放置されていたスリッパを履いてテラスに出て、その靴下のまま室内に入るのも外の汚れを持ち込むみたいで気が引ける。

だからってテラスに靴箱を作るのも、また靴を仕舞わなければいけない手間が増えるので面倒くさい。

元から靴のある場所、つまり玄関土間から直接テラスに出られるようにすればいいんだというのは、自分が思いついたアイディアの中でも最高だと思うのです。

元々はテラスで使うものが収納されているシューズロッカーから直接テラスに出られる構造、という結構難しいリクエストだったのですが、これに建築士は色んな図面を出してくれました。

結局今の作りに落ち着き、玄関を開けると正面に庭という作りも、玄関が開けて明るい作りも、気に入っています。

ただ、秋に完成したので、テラスをまだ寒くて使えないことと、エゴちゃんが引っ越してきていないので、ちゃんとしたここのよさを感じられるのは来春のことになりそうです。

 

ちなみに、もう一つ、住んでみて仕方がないことなのですが、地盤が安定する来春まで外のアスファルト舗装をしないことにしたので、結構タイルが汚れます。

しかも気付かないうちに靴に砂が付いたまま家の中に入ってしまうこともあるみたいで、たまに小石が足の裏にくっついて、フローリングが傷ついたりもしています。

これに関しては気を付けることくらいしかすることができなく、早く舗装を終わらせて、タイルを大掃除したいと思っているのです。