天井の色を決めている間にも色々な箇所で変更点があったのでメモしておきます。

 

●エアコン

前回のブログで、エアコンを建築費に含むということにした、と書きましたが、見積もりが来てびっくり。

家電屋で買う20万円くらい上がっていました。

天井が高く、ドアのない大空間なので、あまり個人住宅に設置しないパワーのエアコンにしても、かなり高い。

旦那と色々相談し、結局室外機を家電屋でも設置できるところに移動することにしました。

そうすると、裏庭の外壁にどかーんと室外機が来てしまうので、庭から見た外観が悪くなるのですが、前述の通り、焼肉等しないただの家の中からの景観の為だけに作ったような庭なので、庭に出ることなんてほとんどないだろうということから、妥協することにしました。

もうひとつ心配なのは、軒下から5センチくらい室外機がはみ出てしまうこと。

水が落ちる側なので雨音がうるさくなること、窓に水が跳ね返ってしまうことが心配ですが、これもトリプルサッシだし、ガルバ外壁だからどちらにしても雨の音はうるさいだろうということで、これも妥協。

水の跳ね返りはなるべく土台を低くして窓から遠いところに設置しますが、冬は雪に埋もれてしまって故障の可能性も考えられるので、雪が降る前にカバーを忘れずにかけるということに決めました。

流石に同じ商品を買うのにこの値段差はきついですよね。

 

●トイレのドアのサイズ

一番配置を把握してなかったところに、トイレがあります。

まあ、トイレなんて便器と手洗いが付いてたら大丈夫でしょう、と思っていたんですが、なんとなくそれらが設置された想像が付きにくかったので確認しました。

ところで、最近よく見る造作の金魚鉢みたいな手洗いや、石鹸も設置されてない小さな手洗いを、自分は心から見下しています。

おしゃれな造作手洗いは水を跳ねさせずに手を洗うなんて困難だし、石鹸付いてないトイレはおしっこしたあと、絶対に手を洗ってないでしょう、みたいな。

大体石鹸も設置されてないのにどうやって手を洗うの?

タンク式のトイレの上についた蛇口で石鹸使って丁寧に手を洗ってる人なんて見たことありません。

ぶっちゃけ、自分も、トイレを借りた場所に石鹸がなかったら、ちょこちょこっと指先だけ濡らして洗ったことにしたりしてます。

そんなわけで、うちの手洗いは、もう実用性だけを考えた、下手したら顔まで洗えるんじゃないかというサイズの手洗いを設置しています。

うちに遊びに来たみなさんは、おしっこしたら必ず石鹸で手を洗ってください。

札幌のLIXILの展示場で実物を見た時は、あまりの大きさに、「このサイズ、本当に設置できるんですか!?」と何度も確認したんです。

ショールームのお姉さんも、このサイズだったら、小さいサイズの洗面台置けますよね…、とそっちも勧められたくらいです。

そして、いざ現場で確認したところ、案の定、このままだったらドアを開けた時、壁からはみ出すぞ、ってことになったんです。

5mmだけ。

それでもドアを開けて5mmはみだしてるのもかっこ悪いので、トイレのドアのサイズを小さくすることで対応しました。

そうすることでドアを開けて左手は洗面台を設置、右手奥から便器を設置するとなんとなくトイレに座った時の右側、洗面台の横ががらんとする気がして、これはカウンターを置くことにして、パネルヒーターをカウンターの下に移動しました。

トイレの位置関係は今まで曖昧なままだったのですが、実際に現場で確認して本当によかったと思います。

 

●室内ドア

流行りの天井までの高さのあるハイドアに憧れていて、玄関からキッチンに入るドアだけ採用していたんですが、それを取りやめたのは以前のブログに書きましたが、これをきっかけに最後の室内建具の確認に入りました。

うちは床材がフローリングとコルクの2種類で、ドア見切りについても確認していきます。

見切りっていうのは、床材が変わる部屋と部屋の間にはドアが来ることが多いと思うのですが、ドアの下に床材の切り替わりが見えるとかっこ悪いので、そこを曖昧にするために見切りというのを設置するのです。

大抵どこにでも付いてると思うので、よくわからなかったら家の床材の変わる部屋と部屋の間の室内ドアを開けてみてください。

ドアの下の床に付いてる、アレです。

以前、クローゼットの床についてああじゃない、こうじゃないと悩んでいたことをブログにも書いていましたが、結局悩むくらいならとLDKと同じフローリングを採用しました。

なので見切りを入れる必要はないのですが、これが普通の引き戸になってしまうと、下にレールが走るのです。

これじゃあ何のために高いフローリングを採用したのかわからないと、レールのない、吊り戸に変更しました。

そう、引き戸はレールが付いてしまいます。

掃除をするのが嫌な、ゴミのたまりやすい、ドアレールです。

これは全部吊り戸に変更したほうが楽だな、とリビングと洗濯室の間も変更で営業に見積もりを頼んだんですが、今日、棟梁に吊り戸は引き戸に比べて見切りの付け方が難しいというか、見た目がかっこ悪くなると言われて、これは今ちょっと悩み中です。

ちょうど洗濯室の入口に掃除機を壁掛けで設置するので、旦那に細かく掃除をするように頼もうか…。

そんなことを考えながら、妹に相談したら、妹の家は見切りが付いてないそうです。

そんなチョイスもあったのか!

明日営業と相談してみます。

さて、昨日は夜遅くなのにも関わらず、ブログを更新した後もしばらく建築士とメールをしていました。

とりあえず試しに今まで集めていた「こんな色の天井がいいなー。」という画像を印刷して比較したりしたのですが、どう考えてもそれらは塗装されていて、クリアではないような雰囲気なんです。

建築士も、「どうもクリアだと建築途中のように思える」とか言うし、実際構造用合板の素地が丸見えのものを付けるので、完成品には見えない、どちらかというと「インダストリアル感」が強くなるようにも思えます。

色々検討した挙句、やっぱり塗装を入れた方がいいんじゃないかという結論にひっくり返り、今日は現場に行ってきました。

 

現場に行くと、合板が一部天井に既に張られていました。

塗装を決められない自分の為に、色々準備してくれていたみたいです。

針葉樹合板ということで、節が入っている感じが自分はあまり好きではなく心配していたんですが、予め棟梁に「なるべく大きな節のないところ」という無理難題をお願いしていたので、本当に格好良く張ってくれていました。

塗装した梁を天井まで持ち上げて、実際に天井に合わせて色々見せてくれました。

白い!

クリアは思っていた以上に白い!

これで決定です。

棟梁に昨日印刷した写真を見せて相談し、ナチュラルブラウンに塗装を入れることに決めました。

それを建築士に連絡すると、大急ぎで営業と一緒に現場まで飛んできてくれ、本当にそれで最終決定でいいのか、似たような色の塗装を合板に塗り付けて確認し、全員一致でひとつの色に決定しました。

色ムラもなるべく出ないように赤っぽい合板を省いて、なるべく似たような色の合板を選んでくれるそうです。

 

さて、これで全部です。

建築士も、営業も、ああ、終わった、という感じです。

もちろん、棟梁や現場が大変なのはこれからで、他の家にはあんまりない面倒くさい天井の工程があるのですが、自分たちが決めなければいけない家の要になるところは、これで終わりです。

天井の色が決まった今日、乾杯でもしたいような、「あーあ、お疲れ様でした!」という雰囲気の中、みんなでこれまでの家づくりを笑いながら振り返りました。

「正直今回の天井だけはかなり焦りました」と建築士が笑って教えてくれました。

長い家づくりでした。

色んなものを選びました。

水周り設備、フローリング、窓、サッシ、室内建具、外壁色んなメーカーから色んなサンプルを取り、話し合い、迷い、考え、ひとつひとつ全部真剣に選んできました。

家づくりに取り掛かる前、自分が経験したことがあったのは、もう既に存在している何かに合うものを探す、ということでした。

誰かが決めてくれた、もう既に存在している部屋にあった家具を探すだとか、電化製品を探すだとか、装飾品を探すだとか。

でも、家づくりというのは、何もない、誰もみたことのない、この世の中にはまだ存在しない真っ白なところに、自分で何かを生み出す、という作業でした。

最初の図面というのは、何の色も材質も持っていません。

真っ白な立体的な図面に、デザインと色を付けるのは自分自身です。

誰も決めてくれません。

素人で、何の情報も知識もないのに。

もちろん、「こんな色のこんな感じなの」みたいなのを言うと提案し、助けてくれますが、それでも一般人の想像力なんてたかが知れています。

それを大きく上回る、各メーカーから出ている、途方もない数の建築材料。

家の外壁を、おびただしいほど用意された材質と色の中から選び出す。

フローリングの色を、それらから選び出す。

窓の色をそれらから選び出す。

ドアの色をそれらから選び出す。

天井の色をそれらから選び出す。

それは、どんな家で、どんな生活を旦那とふたりで送りたいのかということを延々と問われ続けるような、そんな作業。

もう誰かお願いだから決めてよ、とこのブログでも何度も何度も書いていた通り、実際それを人に愚痴ったりしながらも、それでも自分と旦那ふたりで選んできました。

もちろん、これからもまだテレビボードの色が決まってなかったり、キッチンのルーバーの色を決めてなかったり、造作棚の色を選ばなきゃいけなかったり、レンジフードを選ばなきゃいけなかったり、クロスでまだまだ迷っていたり、細かいところはまだたくさんあり、まだサンプルやカタログに囲まれる生活は続いていくのですが、それでも、もう、「無」に色付けする作業は残っていません。

選んだ天井や床やキッチンに合う色を選んでいけばいい、前にも経験したことのある作業です。

家の根本は、これでできました。

なんか、それらの最後の作業となった、天井の色選び。

正直、最初から一番苦戦するだろうという予感のしていた所でした。

それを選び終えた今、家づくりがもう終わってしまうんだなあと、もう既にそんな感じがしていてしんみりしている半面、終わったという達成感に満たされたりもしているのですが、その隣で旦那は「そんなことより早く引っ越してでっかいテレビでNetflix見ながらビール飲みたい!」とはしゃいでいて、そのくらいの家でいいんだったらただのテレビのついた無色の箱でも良かったんではないか、と思ったりもし、結局は見栄と自己満だったのかと気づかされちょっとがっくりきたりもしています。

今週末は旦那とふたりで引っ越し前に最後の温泉旅行に行ってきました。

元々は家具選びの最終決定の為に札幌に行く為休みを取っていたのですが、ベッドやソファーの発注が全部終わって行く必要がなくなった為、折角の休みだからとゆっくりしに行くことにしたのです。

よくよく考えてみると、付き合い始めた頃から欠かさずふたりで年に何度か楽しんでいた旅行ですが、家づくりに取り掛かり始めてからここ一年、ほとんど旅行や温泉に行くこともありませんでした。

ちょっとでも金銭的に余裕があるなら、その分を建築費や家具購入費なんかに回したかったし、大体急に建築会社と打ち合わせが入ることも多々あるので、ずっと旅行は控えていたのです。

週末はひさしぶりに温泉に行くことにした、と営業に告げると、「ちょうどよかったー!温泉からのちょうど帰り道の街でオープンハウスやってるので、帰り寄って打ち合わせしてくださーい!」と言われました。

とほほ。

ご飯がとにかくおいしい旅館で、腹がきつすぎて動けなくなったり、秘湯と呼ばれる全て源泉かけ流しの浴場が3つもあるところだったので、とにかくちょっとあるごとに風呂に入ってゆっくりしてきました。

「お風呂に入りたいなあ」っていう時いつでもお風呂に入れるって天国ですよね。

ちなみに、ゲイ夫婦のメリットって、ふたり一緒に大浴場に入れることなんですよ。

久しぶりにふたりでゆっくりでき、仲良く、楽しく過ごせました。

こうやってずっと二人仲良く暮らしていきたいですよね。

この人と一緒に家を建てることになって、幸せです。

なんて、照れますが。

 

「ゆっくりする」という名目の温泉で、確かに食って寝て風呂に入るというのを4度くらい繰り返したので、「ゆっくりした」と言えば「ゆっくりした」のですが、それでも温泉ってなぜかひどく疲れますよね。

しかも、この日は前に頂いて大切に取ってあった日本酒を持ち込んで朝3時くらいまで飲んだりとかして、3時間くらい寝てまた風呂に入って朝食、なんてスケジュールだったので、オープンハウス展示場に着いた頃には二日酔いなのか睡眠不足なのかなんなのか、とにかくしゃべるのも嫌なくらい疲れ果てていました。

今回のオープンハウスは平屋で、今までの家の中で一番クロスの選び方だとかがオシャレだったなー、と思います。

でも、やっぱりもうこの段階でオープンハウスに行っても、もう自分たちの家はほぼ建っちゃっていて、ほとんどの材料は発注済みだったりするので、「へー、こんなのもあるんだー」くらいで、全然参考にはなりません。

それどころか、正直、うちよりも素敵な家なんか建てて欲しくないとさえ思っています。

なんか家よりもいいものを選んでいたり、「あー、うちでも採用したかったやつだー」みたいなものを発見すると、ライバル心が湧いてきます。

もうこうなると粗探しですよね。

「あーあ、ここケチってるわ」とか、「あーあ、ここ掃除しにくそうだわ」とか、「あーあ、こんなダサいの入れたんだ」とか、結局「あーあ、やっぱりうちの方がいいね。」という結論に無理矢理落ち着いて納得したりしています。

なので、今回の家もフローリングが結構オシャレだったり、作りもこだわっていたり、クロスも自分の使いたかった色とかを使っていたりとかしたのですが、「ダサくはないけど、家の方がかっこいい」という結論で終わりました。

さて、この展示場での打ち合わせでは、引き戸の高さを変更しました。

建具の注文が遅れていて現場が困っていたので、最終確認というところです。

なぜか一番最初の提案書のときから、玄関からキッチンに入る引き戸だけ高さが高いものになっていたのを他の引き戸と同じ高さに変更しました。

あとは、その扉が引き込み戸になっていて、ブレーキが利かないということが発覚し、それをやめるかどうかの相談があったのですが、これは引き込み戸のままで据え置きました。

ばたーん、と戸を閉めて壊したりしないように気を付けます。

あまりにも旅行で疲れていて、そのくらいの打ち合わせで終了です。

頭があんまり動いていない中、「けんたろうさん、もうそろそろ天井の色を決めないと…。」という相談があったので、それは今日の午後現場で打ち合わせということにし、退散しました。

 

さて、ということで、今日午後は、現場での打ち合わせで天井の色以外にもまたいくつか変更点がでたのですが、それは次回書くことにします。

とにかく天井の色は、この家づくりが始まってずっと悩みに悩んでいたところです。

これまでにもいくつもああじゃない、こうじゃないと考えに考えていたのですが、どれにしていいのか決心がつきません。

今日も届いた塗装のサンプルを材料の合板に塗り付けて、ああじゃない、こうじゃないと色々話あったのですが、自分と旦那はクリア塗装で行きたいと思っています。

ただ、クリア塗装の問題点はひとつ、あくまでも「クリア」なので、塗装をしていないように見えるということ。

つまりは、「塗装代ケチった」、または「安っぽく」みえる可能性があるということです。

何度みても、本当に塗装する意味があるのかどうかわからないほど、素地のように見えます。

ただ、フローリングの色がウォルナットで濃いので、天井とは色の違いをつけておきたいとも思うのです。

こんなことを考えたりしてる間にも、明日から合板は次々と貼られて行ってしまいます。

多分、そうははっきりとは言わないのですが、棟梁と建築士は薄いナチュラル色で塗装は入れておいた方がいいように思ってるようにも感じるのです。

みんなクリアがいいと思っているならば、一致団結でGOになると思うのですが、ここまでサンプルを塗って話し合いになるのは、みんなの意見が少しずつ違っているからなんですね。

天井や壁の色は、範囲が広いので実際に張ってみると色が実際よりも薄く見えるともいいます。

クリアがほぼ白に見えるようなのであれば、やっぱり少し塗装を入れた方がいいような気もするのです。

とにかく、明日には決断をしなければいけません。

うちの要となる、天井の色。

ほぼクリアにしよう、とは決心してるんですが、それでもみんなの意見から揺れたりしています。

「絶対コレ」という自信がないんです。

とは言っても、時間は迫っていて、ひとつの大きな決断を、明日しなければいけません。

後悔しないように、最良の選択をばしっと決められますように。