どうしてもやる気が出ないときの対処法
①いつもよりゆっくりと進めてみる
②早く帰って休む
③あきらめて昼から酒を飲んで、くだらないテレビを見ては滑稽なほど笑う
通常、①、②が好んで施行されますが、
今までに①~③を比較したRCTの報告はありません。
今回は、報告例の少ない③を行う機会に恵まれましたので御報告いたします。
本例は20代男性の疲労とマンネリによる倦怠に対して、
ドラスティックな解決法として試行されました。
昼食とともに飲み始め、30分後には、どうでもいいかという良くいえばポジティブな、
悪くいえば、投げやりな感情の表出に成功しました。
ほかの効果としては、14時から寝て、自分のいびきで起きる、
腹が減ってないのに、なんとな、く起きてからカップ麺を食べてしまう
などの変化を認めました。
副作用としては、夜にまた飲みなおして気分を悪くし、
新しい週のスタートに著しい障害を遺してしまうことでしょうか。
はたから見ると明らかな失敗に思える本トライアルですが、本人はかなり満足しているので、
今後、①~③を比較した質の高いRCTの報告が待たれるところです。
エディター:③の効果は短期的であり、その発想は短絡的かつ刹那的である。
明らかにほかの治療法に劣ることは、誰の目にも明らかである。
こういう無駄な実験は、事業仕分けでしっかりと削除していただきたいものだ。
とはいえ、自分よりダメな人を見ると少し安心する人間心理に対しては、
一定の効果を認めると考えられ、反面教師の役割程度にはなるとも言える。
似たような経験のある人は、同じ過ちを繰り返さないようにしたい。