No.257 ニュージーランド(モナ・ベイルの庭園とテリアミックス)
場所:クライストチャーチ市内
クライストチャーチ市屈指の高級住宅街、フェンドルトン地区に素敵な庭園があります。
名前はモナ・ベイルと言います。私の苗字がホソノでなくてよかったです。恥ずかしくて入れないところでした・・・。
実はこの土地ももともとは、先日御紹介したディーンズ家 の放牧地だったそうですが、1899年にフレデリック・ウェイマスという裕福な商人に売却され、ウェイマスはこの地に素晴らしい屋敷を建てたのです。
現在は庭園が開放されていて、格好のお散歩スポットになっています。
敷地の境界線には、エイボン川が流れていて、カモたちの憩いの場になっています。この敷地内でも、パンティングを楽しむことができるようです。
しかしながら、川が流れているということは、ここの地盤も脆弱だったのです。主は与え、主は奪う、ではないですが、このモナ・ベイルも建物は地震で大きな被害を受けています。
門を入って最初に目に入るのはこの建物です。
実はこの建物、メインの屋敷ではなく、門番のための小屋なんだそうです。
残念ながら対になっていたドーマー窓の片方が崩落してしまっています。
歩みを進めましょう。
エイボン川の対岸には、豪邸が建ち並んでいます。こちらは新しい建物なので、比較的被害は少なかったようで、今もちゃんと人が住んでいるそうです。
「かふゐふ屋敷に住めると良ひね、いつたい東京だといくらぐらひになつてしまうのだらう」などと(丸谷才一風に?)話していると、わんこが駆け寄って来ました。
遊んで遊んでアピール全開のとってもかわいい子です。
しばし一緒に遊ばせてもらいました。
なんでこんなに 可愛いのかよ
犬という名の 宝物
って、「孫」じゃあないですが、とてもかわいかったです。
わんこに別れを告げて歩みを進めます。
川の向こう側は、またまた素敵な豪邸です。
(いろいろなところで、タムナスさん風に撮るのがHarold妻の隠れ趣味)
庭園が見えてきました。
ガーデンシティと呼ばれるクライストチャーチでも最も素敵な庭園です。
メインの建物は現在鋭意修復中です。こちらも有名レストランが入っていました。
完成後には再オープンすることでしょう。
次回訪れたときには、すっかり綺麗になり、賑やかになった姿を見たいものです。