世界中に孫がいるパン!?
あけましておめでとうございます。
随分ご無沙汰してしまいましたが、皆さまいかがお過ごしですか?
ようやくお正月気分も抜けて、エンジンがかかってきた頃でしょうか。。。
今年Study Englandはオープンしてなんと!12周年を迎えます。
毎日の生活にほんの少しでもワクワクが増えますように・・・。
より一層楽しい企画を提案していきたいと思いますので、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
さてさて、気合が入った2007年最初のブログは、12日に行われた『マリさんの天然酵母パン&ベーグル』のレッスンについてお届けします。
今でこそ広く知れ渡るようになった天然酵母のパン。
なんとマリさんは20年以上も前から自家製の酵母で作り続けています。
そもそも天然酵母と市販のイーストを使った場合とどこに違いが出るのかというと、“モチモチの食感”と“芳醇な香り”。この2つに尽きるのではないでしょうか。
もうこれは食べた人にしか分からない!!天然酵母はパンの魅力を最大限に引き出してくれています。
さらに言うと、天然酵母は体内環境を整えてくれる、体に良いパンです。
なぜかというと・・・その秘密は菌にあり!
まず元種と呼ばれる酵母を作るのですが、その原料は干しぶどうや干しあんずなどの乾燥果物。
周りに付着している白い粉のようなもの=菌を発酵させて作るのです。
菌というと大腸菌だとかなんだか悪いイメージがありますが、ビフィズス菌や乳酸菌、納豆菌といった体に良いとされる菌もたーーくさんありますよね。
そう、私たちの体はある程度の菌を持っていないと免疫がなくなってしまい、悪い菌に対抗できないんです。
そう考えると、天然酵母パンを食べることは、ヨーグルトや納豆と同じ感覚ということになるのかな。。。
科学的に調べたわけではないので確かなことはいえませんが、とにかく良い菌が自然と摂取できるわけです。
また、一度元種を作ってしまえば、使っても粉を足して、カスピ海ヨーグルトのように、半永久的に使えるんですよ。
<天然酵母と強力粉を混ぜて、パン作りスタート!>
イーストと違ってゆっくりと発酵=膨らんでいくので、まるで生きものを育てていくようで、その様を見るのもまた楽しかったりします。
<むくむくむく・・・・>
ゆっくり発酵する分、捏ねる時間も少なくていいので、普通のイーストよりも簡単にでき、意外にも初心者向けだったりします。
さぁ、だんだん天然酵母パンに興味がわいてきました??
フランスのコルドンブルーを優秀な成績で卒業し、パリの三ツ星レストランで修行をした経験もあるマリさん。
最近では、料理雑誌『エル・ア・ターブル』でも母国ブラジルのレシピを紹介していらっしゃいました。
知識が豊富で、何よりチャーミングで面白い!菌の話も実はマリさんから教えてもらったもの。
グルテンの働きから、パリの本当に美味しいお店情報、高級寿司店でやらかしてしまった失敗談まで、今回も盛りだくさんにお話してくださいました。
そのマリさんが使っている天然酵母はなんと、20年もの!!
手に入れたくてもなかなか手に入れられるものじゃありませんよね。ビンテージワインを探しだすより価値があるかも!?
是非レッスンに参加して、この酵母をゲットしてくださいね。
次回のレッスンは1/21(日)17時からです。
お問い合わせはstudyengland@mac.com または03-3470-5077まで。
<さすが職人の手つき!手前のタッパーに何気なく入っているのが20年ものの天然酵母>
そうそう、世界中で教えているマリさんなので、レッスンで分けた"マリ’S 酵母"が各国で生きています。
先日はスペインから、「マリにもらった酵母のことで・・・」と問い合わせがあったそう。
20年前に作った酵母(=おばあちゃん)が、新しい人のところに分けられて育って、また分けられて育って・・・。
今では孫か、はたまたひ孫が、美味しいパンの元となって、世界中で活躍しているのです。
<もっちもちのベーグル完成!>
<天然酵母のおかげで外はカリカリ、中ふんわり。買ってきたような見事な仕上がり『いちじくとクルミのパン』>
世界50カ国のお料理を各国講師に学ぶ
表参道のカルチャースクール/Study England



