Ejの隠れた趣味の一つとしてDTMというものがあります。

DTM

デスクトップミュージックの略である。
パソコンを使って曲を作ること。

その中でも難しいのが、音圧を上げるということ。
ただ音量が大きいということではなく、市販の音源のような全体を音割れさせずに近づける。

プロとアマの違いとしてここの違いがよくあげられます。

そしてそいうした本は数多く出されていますが、

「音圧アップのためのDTMミキシング入門講座!」

これは、初心者でもわかりやすくそして音圧アップを目的としながらも、ミキシングというものを学ぶことができます。

良かったポイントとして

実際のデータを使って、自分の耳で確かめながら学べること。

これにつきます。

サンプルデータがありますので、
まずはデータをこう並べて、ではこのミックスデータと同じように聴こえるようにしてください。

そういった手順でやっていきます。

フェーダーでの操作→EQ→コンプ

この順番で学んでいきます。

実際どうやったらいいの??と独学でいじっている方にはまずこの本の通りに試していきながらやっていくことで、音圧を上げるためのミックスの仕方を学んでいくことをお勧めします。

音圧アップのためのDTMミキシング入門講座! (DVD-ROM付)/リットーミュージック

¥1,944
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恩田陸と言えば有名な作家の一人である。
もちろんEjもファンであり、青春時代は彼女の小説を読み明かしていた。

しかし、いつも最後をなげっぱなしジャーマンであることは否めないので
これで終わりかよ!!となんどと思ったこともある。

そんな恩田陸の中でも

「ネバーランド」という作品は、とても読み応えのある作品の一つである。

あらすじ

とあるど田舎にある、全国でも有数の進学校の私立男子校。冬休みを迎え、ほとんどの生徒が故郷へ帰省する中、古びた寮・松籟館(しょうらいかん)には3人の生徒がそれぞれの事情で残っていた。
クリスマスイブの夜、通学組の統が加わり、4人の冬休み生活は幕を開ける。統の提案で始まった告白ゲーム。気楽なゲーム感覚のはずだったが、4人は隠していた過去やトラウマを語り出す……。

感想
恩田陸の特徴として、小説の中で小さな謎を暇つぶしに解くというのはよく描かれる。
なんの意味もないような謎を会話としてテンポよく語られる。

ネバーランドは、4人の学生の会話とちょっとした行動だけで描かれストーリーが進む。

そんな話の中に伏線が多数隠されていたりする。

少年と大人の境目をうまく描いており、ちょっとしたミステリー要素、ホラー感を出している。

恩田陸という作家とは?というのがわかる作品である。
ネバーランド (集英社文庫)/集英社

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三崎亜紀のデビュー作。「となり町戦争」

どんな本読みやすい?と聞かれた際によく答える1冊である。

第17回小説すばる新人賞。
第133回直木三十五賞候補とされるも、まだ1作目からは早すぎるのではという声とともに入選ならず。


あらすじ

広報で突然知らされた、『となり町との戦争のお知らせ』。とりあえず私が心配したのは職場までの通勤手段だったが、町は今までどおり平穏な様相を呈していた。戦時中だという意識を強めたのは、広報紙に掲載された戦死者数。やはり戦争は始まっていたのか。現実感を抱けないままでいる北原の元に、町役場から偵察業務の任命書が届く。
戦争が公共事業として役所に管理される世界を描く。

感想
初めて読んだ時、この文体は女性だろうなと思っていた。名前からもそう思っていた。
しかし、実際は男が書いたものであることに驚いた。

読みやすいというのもさることながら、文章が綺麗どこか細い印象があった。
これはEjのイメージであるが。

この作者は、非日常の話でありながらも日常であるように思わせることがとてもうまい。
ほかの短編や長編でも、ありえない設定でも読んでいるとそれが普遍的におもえてしまう。

「となり町戦争」において主人公はまったく戦争というものを見ることはない。
そういう描写もまったくない。しかし、ときおりニュースで流れる死者の速報などからそれは確実に起きていることが示唆されると一気に恐ろしくなった。
自分の身の回りにおいても戦争は、そういった距離感でしか感じていないということ。
たとえ隣の国で戦争が起こっていてもわたしたちは、仕事をしたり学校に行ったりと変わらずに生活を続けるだろう。しかし新聞や、テレビにおいて死者○人などと知ることになる。

こういった描写がうまい。戦争というタイトルであるがまったく戦争に触れないという。
しかし身近な恐怖や、爪痕は感じるところにひやりとした気分になった。


となり町戦争 (集英社文庫)/集英社

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