万部アフリカの原住民族!ブッシュマンの暮らしを学べ!~カラハリ砂漠で生きる術~ | 高校生単独世界一周バックパッカー

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現役高校生が学校を休学して、世界一周の旅へ出ちゃいます!
その中での出来事を記すブログ。

こんにちは!

「ブッシュマン」

みなさんはご存知ですか?


以前は南部アフリカに住んでいた原住民族でしたが、植民地化などに伴ってどんどんと追いやられ、今では人が住みにくい「カラハリ砂漠」にしか住んでいません。

でも、今でもその生活を続けている人々がいます。

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カラハリ砂漠の多くはボツワナにあり、せっかくボツワナに来たので、ブッシュマンの生活を見学するツアーに参加することにしました。

このツアーは「ハンツィ」の「Takadu camp」という宿から参加することができます。
Takadu campはテント泊可能。

ハンツィの中心から5キロほど離れた道から、さらに補導されていない道を2キロほど進みます。
バスなどないので、タクシーでの移動になります。

テント泊であれば、10ドル前後の宿泊だったと思います。
(Wi-Fi・シャワーあり、キッチンなし)

ハボロネからはハンツィまで8時間ほど。
こんな道をひたすら進みます。

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途中でホットドックをお昼ごはんで。

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いやーデカいっすね!笑
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ハンツィに到着すると、「中部大学」という文字のウインドブレーカーを着たオジサンを発見!
愛知県にある私立大学です。

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話によると彼は、中部大学に留学していたとのこと。
愛知県の地理を知っていて、ちょっと嬉しくなりました。



宿が中央から離れているので、我々は買い出ししてからTakadu campへ移動。

しかし、キッチンがないとのこと!?
なんとぉおおおおお!!!

しかし、宿内のレストランで調理してもらえました!
優しいぃぃいぃいい!

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調理代を若干取られましたが、自分たちが作るより100倍上のクオリティー!
ちなみに、ボツワナも肉が安いです。

交渉してくれたマーティーにも感謝です。

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こうしてみると、肉のでかさが分かります。


ここで一泊し、翌朝からウォーキングツアーにて目的のブッシュマンの暮らしを見学!

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Takadu campの近くに家がありました。
これは観光用のやつだな…と、この時はテンションがダダ下がり・・

しかし、砂漠を一緒に散歩すると、食べれる木の実を教えてくれたり、いきなり穴を掘り始めて、水分の取れる植物?を掘り出してくれたりと、技術は本物でした。

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これは、もうびっくり!!
おぉぉぉぉぉ!これは本物だ!すげぇ!

薬とか、食料とか、次から次へと教えてくれます。

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この砂漠で生き抜くスキルでしょう。
見たことないものばかりでした。
人が住めないからと言って、カラハリ砂漠に追いやられてきたブッシュマン。
でも、彼らはここで生きる術を見つけ、しっかりと生き抜いてきました。

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このような生活で大切なのは・・・

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そうです!

「火」なのです。

実際に火をつけるところを見学。

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えっ?もう火種ができたの?

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えっ、早くないすか笑
もっと木と木をこすり合わせて火をつけると思ったのに、いとも簡単に火種を作り、そこから燃えやすい枝などに引火させます。

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おぉ笑
もう着いた、転載かよ笑

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こんなにすぐに火が付くなら、秀はあんまり苦労しなさそう。

でも、びっくりですね。こんなに早いとは。

寒暖差が激しく、寒い夜はこんな感じで火を囲むのでしょう。

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「あれだろ?器械が優れてんだろ」

「誰でもできるんじゃないの?」

と思った皆さん!



僕もそう思いました。

そして、挑戦してみました。

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が・・・つかない。

いや、つく気配ないっす。


やっぱり、彼らの技術が本物です。



あと、こんな小さな赤ん坊もたくましく生活していました。

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火とか実とかにな慣れていたし、やっぱり日常でもこういう生活しているのかな。


僕が疑ってしまうには理由があるのです。

ボツワナ政府はブッシュマンの定住化を政策として進めており、国立公園内でのブッシュマンの生活範囲を定めています。
すると彼らの食料や生活に支障がでるので、補助金を支給するようになったのです。

もともとどの国民にも手厚いサポートがありますが、通院費も学費も全てタダ。

だから、働かずに怠けて酒飲んでるだけのブッシュマンもいると聞きました。


お金がもらえるなら、こんな小屋に住んでいないじゃないのか?
カラハリ砂漠で生きる術を持っていないんじゃないのか?

いろいろな疑問がありましたが、彼らと散歩する中で、彼らの持つ知識や技術は本物ということが分かり、やっぱすげぇんだなって思いました。

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これは木の実?から水を絞って飲んでいる僕です。

こんなにも水分が実から摂取できるって知りませんでした。


政府がブッシュマンの定住化を図る理由は、国立公園を管理するのと、ダイヤモンド鉱山の利権を守るためと言われています。

もし、ダイヤモンドの鉱山付近にブッシュマンがおり、所有権などをもめることになったら面倒だということでしょうか?


ただ、彼らの生活が無くなれば、この技術や知識もこの世から消えていくでしょう。

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彼ら自身も電化製品に囲まれた生活がしたいかもしれないし、一方で今の生活を守り抜きたいかもしれない。

何が正解で何が間違いかは分からないけど、この文化や習慣に誇りを持ち、ずっと守り続けていてほしいなって思いました。

これは僕のエゴだとは覆うけど。


でも、そんなブッシュマンがいたら尊敬します。

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ブッシュマンという原住民族の話。

いかがでしたでしょうか?


ひょっとすると、もう数十年後には歴史の1ページとなり、彼らの言語含め知恵はこの世から消えてしまうかもしれません。


守りたいと思って活動するもよし、
現地に行って実際に肌で感じるのも良し。


このブログ記事から、何かを考えるきっかけになればと思います。





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