世界銀行&国連職員&大使館の職員から学ぶ!いろいろなアプローチからの国際協力! | 高校生単独世界一周バックパッカー

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現役高校生が学校を休学して、世界一周の旅へ出ちゃいます!
その中での出来事を記すブログ。

僕はケニア滞在中、世界銀行職員の方、南スーダンで活動中の国連職員の方、大使館の方などなど今まで出会ったことのなかった国際協力を見つめる機会に恵まれました。
それぞれで写真を撮っていないけれど、今日はその時の学びをここに残しておこうと思います。

(こういう時のブログのアクセス数は急激に下がるけど、呼んで下さる人の知識や刺激になるようにと心を込めて、また僕の心の動きや後から見返す自分へのメッセージも込めて書きたいと思います。)



【世界銀行について】
今まで僕は銀行っていう立場からの国際協力のアプローチをちゃんと考えたことがありませんでした。
世界銀行とかアジア開発銀行とか、よく聞く有名団体はあるものの、実はあまりよく分かってなかったり、何でか分からないけどそこに関わる気はしていなかったのです。(今も曖昧なのでもっと勉強しなければなりませんが…)

でもあの日に世界銀行の方とあってから、初めて銀行というアプローチの面白さに気付いて、それもいいなぁと思いました。

やっていることは普通の銀行みたいだけど、1文で言うと「発展途上国の政府や民間企業に低利子や無利子で融資を行う公的機関」です。

本部はアメリカにあり、国連の機関の1つでもあります。
日本も実際に世界銀行から1950年代、60年代に融資を受けており、それは新幹線や高速道路、発電所に使われています。

僕が日本で毎日お世話になっていると思われる「愛知用水」もこの融資で作られました。


(詳しくはこちらから)
世界銀行の概要
日本が世界銀行から貸し出しを受けた31のプロジェクト


今は内容を知った程度なので、もっと知識や関心を増やしていこうと思います。



【南スーダンで働く国連職員】
僕がお会いしたその日本人の方は南スーダンで働いており、休暇で日本に帰る途中にケニアへ寄ったという方でした。
その人は「情報収集」が仕事で、南スーダン内での事件やデモなどの情報を収集・分析・まとめて資料にし、それを本部のアメリカに送るという仕事です。

大きな支援や動きばかりが印象的な国連ですが、実はそういった情報収集もしっかりやっているのだなと改めて組織の凄さを実感。情報なくては活動できないですからね。

「国連」という大きな国際機関で、世界や国を変えるかもしれない事業の一端を担えていることがやりがいとのことで、かなり多くの人の手があってこの国際機関は成り立っているのだと思いました。


ただ正直、僕には向かいないかなとも思っています。
僕はいくら大きな活動の一端を担えていても、仕事内容は事務職のようで自分の手によって直接貢献できないと考えていて、エゴではありますが、それはちょっと自分が国際協力でやりたかったことと違うかなと思うからです。

でも世界や国に影響を及ぼす大機関の行方は重要で、そこに関わるべきことの重要性も魅力も感じてはいます。



【大使館の職員について】
僕がお会いした職員の方は、ケニアで働く方で、国務大臣などがやってくるときの動きや段取りを準備したり、誘導をするのが仕事という方でした。そのために日ごろから空港などの設備のチェックや、道路などが工事で変更になるなどのことを確認したりもしているそう。

しかもケニアでは2016年に「アフリカ開発会議」が行わる予定であり、それに向けての準備で大忙しとのことでした。
ちなみにアフリカ開発会議とは日本政府が国連、世界銀行と共催する国際会議で、5年に1回開催されており、過去はずっと日本での開催でした。

これも、そういう仕事があったのか・・・と改めて大使館の存在を考え直しました。大臣や総理の訪問の裏には、そいういったアプローチで会談を支えている方々がいて、ニュースや新聞では見ることはできないけれど非常に大きな役割です。

もちろん、会議内の内容や段取りを作成したり、各国に通達したりする役割の人もおり、「首脳会談」「国際会議」などは多くの人の力が合わさって成り立っているのです。

これは非常に参考になったし、そういう人たちをリスペクトしたいなと思いました。



【まとめ】
世界銀行、国連、大使館の今まで知らなかった角度からの世界への貢献のアプローチを学びました。大きな組織を回しているのも、国家間の会談や会議が成り立つのも、そこにとても多くの人が関わっているからで、それを感じることができました。

特にケニアという地で、実際にここで仕事をしている人とお話しできたことは、印象的でより考えさせられたと思います。



今日のブログは固くなりましたが、いかがでしたか?

「国連ってそもそもなに?」「アフリカ開発会議って面白そう」など何かに興味を持つきっかけになれば嬉しいです。そしたら自分でぜひ検索してみてください。