ネパール入国!プチ騙されて最悪のスタート!? | 高校生単独世界一周バックパッカー

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現役高校生が学校を休学して、世界一周の旅へ出ちゃいます!
その中での出来事を記すブログ。

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バラナシからネパールへ。

バラナシ駅から鉄道にて、ゴーラクプール駅まで約3時間。

そこからスノウリ国境まで3時間。

そしてスノウリからネパール・カトマンズまで10時間という予定だ。

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鉄道での移動は難なく終了。


今回の陸路国境越えは今までと大きな違いがあった。


今までは出発地から目的地までを結ぶ、バスなどを利用して国境を越えていた。

それでも国境を越えるのは煩雑だし、次の国に入国してからそのバス会社のオフィスを見つけたり、バスを乗り換えたりするのは大変だった。

ただ今回は、そのような代理店もツアーも通してないので、自力で全てその場でバスなどを手配して向かう必要があった。



ゴーラクプール駅を降り、話で聞いていたスノウリ国境までのバスが出ている道を探す。

駅から出てすぐだったので探すのに困難ではなかったが、それまでの客引きが面倒だった。


その時、ネパールとインドのハーフだという親切そうなネパール人が後ろから英語で声をかけてきた。


今からネパール・カトマンズまで彼は行くとのことで、一緒に向かうことにした。

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ネパール人は親切だと聞いており、バングラデシュでたくさんの人々にお世話になった経験から、なんとなく信用してしまった。


彼はネパール在住で大学生とのこと。
彼女はインド人で、仕事もしながら妹達の学費も稼いでるとか。


話したり寝たりしながら、わずか100円程度のローカルバスにて国境へ。

この程度の悪路にはもう慣れた。


国境は17:00にしまるとのこと。
それを気にしていたのに、バスは各地で客を拾い客を降ろしで時間が予想以上にかかった。

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国境について、出入国審査前に昼ご飯&晩御飯のカレー。

非常にまずかった。

チャパティーと呼ばれる小麦粉でできて焼いた、ナンの簡易版のようなパンが、パサパサで食欲をなくした。


食後、イミグレーションオフィスへ向かう。

インド人とネパール人は何もしなくても国境を越えれるようで、国境の門は普通の道路のように開いていた。

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外国人だけが、このボロボロで通り過ぎてしまいそうな建物でインド側の出国手続きをする。



これが国境側の門。

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これを越えたら、さよならインド!

こんにちはネパール!



ネパールのオフィスはしっかりとした建物で、簡単にアライバルビザも取得できた。

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顔写真も必要だったのは想定外だったけど、大量に持ってるので問題なし。

15日間滞在ビザで25ドル。



そこで例の彼とははぐれたけど、すぐに再会して、カトマンズ行きバスに乗ることに。

普通ならもっと探したり値段の交渉が必要だと思うけど、彼が全てやってくれた。

ダッカからコルカタに向かうようなバスの揺れで、寒かったし少し辛かった。

前日は寝不足のはずなのに、ここでもなかなか寝れずにしんどい。


鉄道泊、ほぼ徹夜、バス泊は大変。


そんな中、早朝にどうにかカトマンズに到着。



僕は宿を見つけたかったけど、彼がどうしても家族を見せたいというし、近くに格安で環境の良いゲストハウスがあるから教えてくれるとのこと。

まぁ、朝早くて時間もあるし、いろいろ世話になったからついて行くことに。



彼の家はこの先にあった。

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ここは震災の影響で小屋が壊れ、今は瓦礫撤去をした状態らしい。


そう、ネパールでは大震災があったばかり。



そして彼の家で彼は言った
「家族にご飯を食べさせてやってほしい」

その時は、うんともすんとも言わなかったし、終わったと思っていた。



ゲストハウスを紹介してもらうつもりで、大通りへ行く途中、小さな売店へ寄った。

そこで米や油などを手にした彼はお金を僕に請求してきた。



そういうことか…。



6千円にも上る額。



幸い僕はお金を少額しか持っておらず、ATMに行くことになった。



逃げれる雰囲気ではなかったし、友達もいて気まずかった。



でもこのままではヤバイと感じ、ATMに行く前に財布にあった500円相当を彼へ渡す。

いろいろ言い訳して足ばやし去った。

追いかけては来なかった。



とても悲しかったし悔しかった。



プチ騙されたことも、それを見抜けなかったことも、ちゃんと対処できなかったことも、仲良くなった友人を失ったことも。



初めてあからさまに騙された。

騙されたにはいるか分からないけど、騙された気分。



そんな最悪かもしれないスタートで幕を開けたネパールだったけれども、出国時には名残惜しくて仕方なかった。

とっても素敵なネパール。

これからのブログを乞うご期待!