カスピ海周辺の油田開発(ロシア)カスピ海周辺の油田開発(ロシア) 1994年以降,外資導入によるカスピ海の油田開発が進んだ。推定埋蔵量は2,000億バレル。アゼルバイジャンのバクーからジョージアのトビリシを経由してトルコのジェイハンに抜けるBTCパイプラインが2005年に完成した。カスピ海を海洋とみなすか,湖とみなすかで資源配分が変わるため,沖合いに資源が少なく沿岸線を短かいイランでは,資源を沿岸国で共同管理する湖説を主張している。