禁じ手①~③で述べたような背景を考慮し、
当方は個人セッションを始めた駆け出しの頃から、
"個人セッション後の質問については一切お答えできない"
としてきました。
これは顧客の力と自立、
そして何よりも大切な意識を守るためでもありました。
このような背景と真実を口頭でしっかりお伝えしてきましたが、
顧客の経験が伴わないため、
意味と重みも理解されず、
伝わってなかったということを思い知った過去があります。
「その案件は個人セッションに関わることなので、個人セッションでしか応じられないです。」
と返答したわたしに、
「なぜ?、○○さんはタダで答えてくれたり、教えてくれたりもするのに...。」
「なぜ?、エリさんにはお金がかかるの!?」
と指摘されたことがあります。
顧客の言葉と心情から直ぐに察しました。
『意識が流されてしまった』
と。
気軽に答えをくれる存在が近くに居れば、
そちらへ意識が流されるのは当然のことでしょう。
更にタダで教えてくれたりするのですから支持するのも分かります。
でもね、タダほど恐いものは無いんです。
そう甘くはないんです。
禁じ手⑤へ、つづく。
それでは、また。
いつも読んでくださり、ありがとうございます。