地下鉄6号線の(文化公園)と(一徳路)の間の「十三行路」や「一徳路」の狭い道路の両側は民国時代に建てられたものか、アンチークな騎楼(アーケード)になっている。ここは広州市の一大衣料品問屋街で衣料品店がひしめき合い、終日買い物客でにぎわっている。そして騎楼の下や、道路を衣料品を積んだ手押し車が行き来している。
こうした西洋風の重厚な建物は寿命が長い。是非取り壊さないで保存してもらいたいもんだ。最近のニュースで万里の長城の修復をコンクリートで塗り固めてのっぺらぼーにしてしまったそうだが、こうしたのは保存に該当しない、むしろ破壊になってしまう。
それに、観光客の呼び込みのために明朝、清朝時代の街並みを再現したテーマパークをあちこちの街で見かけるが、これは模倣建築であって歴史的価値はない。
故宮博物館でもその他歴史的建築物の補修で、元々は漆塗りの赤い柱をペンキで塗るのは如何なものだろう。修復・復元とは元々使用していた素材を使用すべきじゃないだろうか。日本でもお城を鉄筋コンクリートで造るのは修復・復元とは云いがたい。これも単なるテーマパークでしかなく歴史的建造物の価値はない。そういうお城が日本にも沢山ある。

