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ワールドウォッチャーの『世界に喝!』

現中国在住、全世界を飛び回ってきた元商社マンが酔った勢いで物申す。偏屈斎!

 「光孝寺」を出て下町の裏通りを200メートルばかり行って「六榕寺」に向かった。場所柄か通りには花束や瓢箪、線香仏具などを扱った小さな参拝客相手の店が並んでいる。 お坊さんの姿も時折見かけた。

  土塀脇の切符売り場で一人5元を払い院内に入った。この「六榕寺」の歴史は古く、梁大同三年(537年)創建だから1440年ほど経っている。名前の由来は蘇東坡(蘇軾)が訪れた時院内に六本の榕樹があったので「六榕」と名付けたという。

 

 吾輩が昨年の暮れにここを訪れた時はこの八角の「六榕花塔」は修復工事で足場とビニールの覆いで囲われていたので見ることはできなかった。新しく建て替えたように修復され、まったく年代を感じさせない。

 指の先までピンと伸ばした姿に信仰心の深さが感じられる。一時帰国した際によく浅草寺に行くが、熱心に参拝しているのは大陸、台湾、その他華僑の中国人で日本の若者の姿は見かけないな。そういえば、中国の都会で浅草寺・増上寺に匹敵するようなお寺は見たことがない、どれもみなこじんまりしている。