増城鎮は吾輩の住んでいる花都から長距離バスで二時間半ばかりの処にある。この町の中央を増江が流れている。川沿いに遊歩道があり、木々の蕾が膨らんできていた。対岸に古塔が見えているが、その左側には高層マンション群が林立している。
写真は作るもの。アングルを変えることで虚実の写真ができる。この塔も丘の上にぽつんと孤立したように建っているが、もう少し右側から撮るとマンション群の中に埋もれてしまう。
早春の増江。ゆったりと流れている。街の商店は正月の帰省でほとんどシャッターが閉ざされおり、人通りも少ない。この川沿いの遊歩道にも人影はなかった。
絵になる風景なので数枚撮ったうちの一枚。早春の草木の色彩が気に入っている。


