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ワールドウォッチャーの『世界に喝!』

現中国在住、全世界を飛び回ってきた元商社マンが酔った勢いで物申す。偏屈斎!

 工場では昨年の12月から6S賞罰制度を取り入れている。6Sとは工場用語5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)に安全を指し、工場管理の基本。工場全体を6ブロックに分けて、月に二度検査を行い上位3チームに賞金を、下位3チームに罰金を科している。この制度により工場内の管理は著しく向上し、客先が来訪したときも工場現場がきれいだと褒められている。

12月分の賞罰金は1月の給与で調整するハズだったがそれを会計が怠り、生産部の責任者も知らん顔していた。それで、今朝の朝礼で中国語の能力をフル動員して全責任者を怒鳴りつけた。

(この写真は上海博物館で撮ったもの)

吾輩は普段は仏様のようにおとなしく、仕事もなく昼行燈のような存在(何だか忠臣蔵の大石蔵之助だな)。腹が立ったのは6Sをまじめに行ってきたワーカー達を裏切ったことで、各部門責任者がそれで平気でいる態度であった。

昼間、現場を見廻ってみたが、どの現場の責任者もワーカーに混じって神妙に働いていた。自分たちがワーカーを守ってやれなかったことに多少は恥じているんだろうが、なんとなくしおらしい気もした。リタイアまであと二カ月半、たまには伝家の宝刀を抜かないと自分の存在する意味がなくなってしまうでな。