今週の月火は社員旅行で、バス一台を借り切り深圳市の東海岸「大鵬半島」に行ってきた。この半島の名前が気に入った。巨人・大鵬・卵焼き。昭和三十年代吾輩が子供の頃、子供の好きなものベストT3だった。
ここの海浜は有料で、中国にしては珍しく綺麗に清掃されていた。
会社のある「花都」から半島の海浜まで通常はクルマで三時間の旅程だが、途中渋滞に出会い五時間かかってしまった。社員一同はそれぞれ四五人ずつバンガローに分宿しているが、吾輩は一棟をあてがわれた。大半の社員は海浜へ水遊びに行ったが、吾輩は昼寝と決め込んだ。正直、五時間もバスに座り続けて疲れた。
夜六時半にBBQ(バーベキュー)を開始。鶏を焼いているが注意が必要。以前勤めた会社の社員旅行のBBQで集団食中毒を起こしたことがある。子供も含め三十数名が中毒にかかり病院で手当てしたり、薬を飲んだりして治療した。吾輩も軽い中毒にかかり会社に原因の究明と対策を求めたが、その時の中国人の責任者である総経理補佐の対応に腹が立った。
実際に食中毒が発生したのに、その事実はないと云うんだな。要は会社として責任をとりたくない、自分たち旅行主催者に責任はないと逃げた。何だか都知事の舛添に似ている。工場では不具合が発生すると、真の原因を把握し、対策を立て、再発を防ぐ。食中毒もこれと同じではないかと何度も抗議したが、驚いたことに中毒に罹った社員も含め全員が会社の意見に同意した。
今回、注意深くBBQを観察したが、皆鶏を焼いている半ばで肉にナイフを入れて焼き具合を確認していたので安心した。
BBQ場は四角に囲んだ炉がいくつもあり、持ち込んだ食材を焼いて楽しむんだが、食事をした後の乱雑さ加減は凄いもの。
BBQ(バーベキュー)は自然環境の中でワイルドに食を愉しむアメリカ文化で、日本でも後片付けはきちんとしている。食べることだけが目的じゃない・・・このことがどうも分かっていない。


