Scene2 オーストラリアツーリング砂漠編前半 | 別冊:自称建築家Tの徒然

Scene2 オーストラリアツーリング砂漠編前半

ニワトリなのか野鳥なのか訳のわからない鳥の鳴き声で起こされた。

砂漠の朝はちょっと冷える。慣れないテントとここが砂漠の真ん中と

思うとなかなか寝付けなかった。





今日は本格的に砂漠に入る。昨日は分岐が無かったので間隔を

開けて走るだけだったが、今日は目印のない分岐がたくさんあるらしい。

走り方は先頭を地元の案内役のライダーが走り、後は自由。もちろん

追い抜きも可。ただし分岐に来た段階で2番目のライダーが分岐に残り

全てのライダーを誘導し最後から追いかける。それの繰り返し。

ガス欠のなったらその場で最後を走るサポートカーが来るのを待つ。

さすがに新婚旅行組は奥さんを気遣ってかペースを押さえている。

独身組は全開!!分岐のたびに2番目に上がり結局最後まで待たされる。



今日の目的地はWINDORAH。距離はやや短めで400kmくらいほぼ全てダート

砂漠といえど道はある。TRACKとよばれる巾10mくらいの硬くしまったダート。

大きめの石も埋まっている。全開で走っていると気づかないが止まってみると

ホイルがぼこぼこにへこんでいる。気づかないうちに石にヒットしへこんだらしい。

ゆっくり走るとかえって怖い。ビッグタンクに換装してしてるとはいえ

航続距離は300kmぐらい。ガス欠で止まると何の音も聞こえない。

急に心細くなる。ひろい砂漠の中に1人になる。サポートカーが救世主に見える。

ほぼ全開で走る道はずーっと同じ風景。ちっとも進んでいないように感じる。

それでも時折現れる高速のコーナーが妙にうれしい。



200kmくらい走ると砂漠の真ん中に2,3件の家があるだけの村が現れる。

そこにある1件のGSで休憩&食事。

食事はサポートカーが用意していたホットドッグ。妙にピンクなソーセージは

とっても体に悪そう。



再び走り始め午後3時頃キャンプ地に到着。

キャンプ地ではサポートカーのスタッフがバイクの整備をはじめる。

それを手伝いながら片言の英語で会話。

これが妙にうれしい。なかなか話は通じないが言いたいことは何となくわかる。

今夜は街のバーでなんちゃってディナー。味はまずまず。

見慣れないビールを飲みながらみんなで夜更けまで話しこむ。

翌日はさらに大陸の中央部シンプソン砂漠に近づく。

今日の目的地はBirdsville。



だれもいない道だが、時折全長30mくらいのトレーラーが走ってくる。

ものすごい砂煙を上げながら走るスピードは100km以上。

もちろんダート。すれ違いは止まらないと吹き飛ばされる。

途中の休憩で何もない砂漠の真ん中で立ち○ョン。

これが何とも言えないくらい気持ちがいい。こればっかりは婦女子にはわかるまい。



地図上では川や湖がたくさん描いてあるのだがそれらしいものは一切無い。

時折あるのは写真のような自然のわき水でできた池。

ちょうど乾期の終わりころ。ほとんど干上がっているらしい。

それでも雨期が始まると一夜で湖になるらしく、そのころツーリングすると

途中で立ち往生ツーリング中止てこともあるらしい。



Birdsvilleを経て中間地点Marreeへ。いよいよ後半。