ご覧いただきありがとうございます。北海道の東の果てに住んでます。50代兼業主婦 主人の会社を手伝ってます。ガーデニングや多肉、洋裁、料理、日常の楽しさをお話しできたら嬉しいです。離れて暮らす息子は旧帝大薬学部生
今日はこれから10時にチェックアウトをして帰るのですが、少し時間があるので札幌移動日に遡ってブログを書くことにしました。
7月16日
JRの本数が少ないのと札幌の滞在時間を長くしたかったので朝7時の始発で出発。昼過ぎに札幌につきました。
ギリギリまで家事と仕事をしてたので札幌滞在中は私の時間です。
ヒャホー!
特急の中で昼食のパンを食べたのでステラプレイス7階の映画館へ。
キングダムを見ました。
キングダムは原作も読んでるし、前作2作も映画館で見ています。その昔、豆腐メンタルだった若かりし頃は、歴史、戦争、刑事、ホラーその他諸々、グロテスクだったり、気持ちが恐怖や不安、悲しみに落ちたりするのがとても苦手で、見たくない、見れない物が多々ありました。でも、感情のコントロールや目標達成術、リフレーミング等々心の学びを深めるにつれ、だんだん平気になってきました。性別によって、感情と理性の割合に偏りがあると言われがちで、私もその自覚はありますが、どっちも大事だし、理解を深める事で達成できる事が違ってくるように感じています。キングダムに戻って話をすれば、感情とも理性とも取れる曖昧な、しかし強い気持ちの登場人物達の立ち居振る舞いに最後まで握った拳が緩みませんでした。生きるか死ぬかのギリギリのところにある激しい気持ちは、日常生活ではあまり触れたくない程の鋭利さを持ち、できれば、もうちょっと、ゆるっとふわっと生きていきたいと願っているのに、それらが放つ強い光は人の心を捉えて離さないんだと思いました。
そして、夕方は息子と夕食。
本人が希望する靴を買いに出かけました。
うちの息子は、できる事とできない事が極端で、私が理解できない部分もあるので、コミュニケーションをとっていると感情のバランスを取るのが難しく感じる時があります。今回もイラッときた場面もありましたが、久しぶりに会えて嬉しかったです。その気持ちが一番です。
息子との会話で一番印象に残ったのは、小中学校の同級生で大学院に進んだ子の話です。彼は父親に養育費を払ってもらって進学しています。父親がした不貞は許せないが学費を払ってもらう事は別だと言っていたそうです。私自身、10歳の時に両親が離婚して、両親の選択をどう理解するか、お金を誰に出してもらうか、自分でどこまでやるか、はたまた、自分勝手に生きている両親の最後をどこまでみるか、色々考えることがあるので、息子の友達の心境を想像してしまいました。世の中に白黒はっきり分かれる事象なんてなくて、どこを捉えてどこに進んでいくかだと思うので、息子の友達が自分の人生にプラスになるような選択をしていけたらいいなと勝手に思いました。
札幌には私の実母がいて、毎年、出張の時は墓参りも兼ねて、顔を出すようにしていたんですが、10歳の時に出て行った実母は、とにかく気難しく、色々面倒で、去年あたりから、顔を出してません。自分の人生にプラスになる選択ってなに?と普段から思い巡らせてるので、心の奥底ではどよ〜んとしたものを抱えてますが、滞在中、心が踊るような出来事もあったので、それは明日書きたいと思います。