バックパックとテクテク。 -14ページ目

バックパックとテクテク。

ずっと憧れていたバックパッカー。2014年3月からマレーシア・クアラルンプールからスタートして、トルコはイスタンブールを目指します。旅のワクワクを届けられますように。バックパックと一緒に、テクテクいろいろ見てきます。

140325 12:31
昨日は多くの日本人がキャセイに宿泊していた。いままで宿泊していて一番日本人が多かった1日だっただろう。おそらく僕を含めて4人。こんなに大勢で話したのは旅に出てきてから初めてだ。4人でビールを囲んで、のんびりと宿のロビーで話す。「何処から来た?」「ビーチに行くならあの島へ」「この街に泊まるなら宿はここ」…そんな情報のやりとりをする。

そして僕を除いた3人は、明日のうちにもうこの宿を旅立っていく。それぞれ次の場所にビーチに行くことだとか、旦那と美味いビールを飲むためだとか、そんな旅の目標に向けて。

ところで僕は?今日でもうここの宿に泊まって9日目だ。移動する足をすっかり止めて、居心地の良さを毎日フワフワと感じている日々だ。確かにこの街で友人も出来てきた。街にも詳しくなってきた。食べたいものがどこにあるかも分かってきたし、地図も要らない。

最初はこの場所でタイ正月のソンクラーン(この日には通称「水かけ祭り」が行われる)まで滞在して、せっかくだし友人と楽しもう、と思っていたけれど。ただその一方で移動したい気持ちも確かに、自分の中にある。6kg程のバックパックを背負って、移動方法を考え、汗をかきながら歩く、あの行為がまたやりたくなってきたのも事実。

バックパッカーをしていく上で、訪れた街の数、危険なエリアに行ったこと、うまく移動を続けたこと…それは確かに一つの尺度に成り得るのかもしれない。ただ、移動を一旦止めて、その場所を知り尽くすことも僕には魅力的に映ってしまう。

旅立つ勇気と、旅立たない勇気の両方がもしかしたら必要なのかもしれない。今の僕には、どっちの勇気が必要なんだろう。


そんなことをぼんやり考えながら歩いて見た夕陽。今日も綺麗です。

140324 13:25
昨日は本当に飲み過ぎな1日だったけれど、同時に笑いすぎた、と言える程エキサイティングな1日だった。朝10時40分にキャセイを出発してミニバスを捕まえて、ここから30km程の所にあるソンクラービーチへと向かう。

と言っても今回のショート・トリップは一人ではない。前日の夜にホテルのロビーでビールを飲んでいると、自分で持ち込んだスピーカーで爆音でインドの音楽を掛けているインド人のラフールと、スキューバで世界中を旅して「石垣島もまぁまぁ良かったよ」と言うスイス人のパトリックと知り合い、一緒に飲み、「明日一緒にビーチ行こうぜ」と意気投合した3人での野郎旅なのである。

インド人のラフールは海を見たことが無いのでどういう反応するんだろ、と思っていると50分程でビーチに着いて海を目の前にする。「ねえ、どうなの?初めての海は!ねえ!」と彼に聞くと僕と目を合わせることもなく「でけぇな…」と小声で一言。なるほど、初めて海を見るとこういう反応になるのか。

「ビーチで泳ぐ前に少し怖いから先にビールを飲みたい」、と完全に酒の力に頼ろうとするラフールと、「ビーチで酒を飲んでる写真をスイスの友人に送りつけて、自慢してやるんだ」と昼ビールの背徳感を満喫しているパトリック。こりゃ飲まない訳には行かない、という訳で昼12時からチャン(Chang, タイ語で象という意味らしい)の大瓶を一人一本ずつ。津波が来たらヤバいよね、とか日本の原発の話とか、すこし真面目に語りながら、ビールが入った僕らはどんどんと饒舌になる。

いざ泳ぎます、となると僕とパトリックは「フォー!」と言いながら海に突撃。ラフールはキャッキャ言いながら波打ち際から3mくらいのところでバシャバシャして遊んでいる。「怖くないの?」と聞くと「チャンのお陰で(Chang works.)」と答えるラフール。うむ。ビールはガソリンなのだ。

それから途中で50Bの凧を買って飛ばしたり、どこからか漂流してきた1m四方の発泡しチロールの上に立てるかゲームをしながら、途中ビールを再度買い求め、2時間はしゃぐ。ビールを頼む時に僕がワイ(両手を合わせる動作)をしまくっていることがネタになり、屈んで両手を頭の上で合わせるポーズが流行り、写真を撮ることもした。

それからテクテクとビーチを歩き、その先にはレストランが何軒か並んでいたのでそのうちの一軒に入り、またチャンを飲む。そのあと水族館へと歩いて行ったけれど僕らがダラダラビールを飲み過ぎたせいで閉館時間を30分過ぎていたので、「やれやれ」といいつつハジャイの街へとミニバスで帰ることに。

帰ってそれぞれシャワーを浴びて、またホテルのロビーで写真の上映会をしながらチャンの大瓶を飲み、バーへ3人で向かってまたチャンを飲む。それから帰り道チャンをまた買って、部屋でそれぞれ飲む。ざっと数えてみると僕らは3人で合計9.6リットルのチャンを飲んでいた。

ただ、こんなどうしようもない1日を通じて僕らがチャンを飲む度に口にした言葉は「Chang is our friend, and we're not drinking in 3people, but in 4people, including Chang.」(チャンは我らの友であり、僕らは3人で飲んでいるのではなく、チャンを含めた4人で飲んでいるのである!)という言葉であった。

なるほど、今朝なかなか起きれなかったのは決して昨日飲み過ぎた、ということではなく僕らの共通認識からすると「チャンと非常に昨日はよく触れ合うことができた」ということになるだろう。

いつかまた3人、いや、チャンを含めた4人で飲める日が来ればいいな、と心から思っている。今日マレーシアへそれぞれ旅立つ二人よ、元気で。いつも心にチャンを。



これが我らの友、チャンであります。これは1本目なのです。


凧を買って満足気な僕ら。けど実際20分で飽きました。


漂流物の変なものを頭にかけて、このポーズ。1日、大流行です。


パトリックもなかなかいい感じですね。


漂流してきた発泡スチロールに乗って、わいわい。


ラフールは発泡スチロールが「非常に助かる」とのことでした。


ビーチのコテージで、また飲む。もうどうしようもない。


いやーたくさん飲んだから締めはやっぱりチャンだよね、ということでまた買う。

追記
寝る前に3人で
パトリック「けどさ、実際シンハーの方が美味しいよね。」
俺「うん、俺はシンハーが一番好き」
ラフール「なんか飲んでてキツいんだよねー。チャン。」
三人「んじゃ、おやすみ!」

という会話もあった事も、書き留めておきます。
ごめんね、チャン。

先日もお寺に行ってきたのですが、今日はそこまで遠くない歩いても行けるお寺に行ってきました。そして遂に念願の…!

140322 13:50 ワット・ハジャイ・ナイから。

キャセイから歩いて30分くらいで着くかなと思いきや、マップをよく見ると赤い小さな文字で「LONG WAY」の文字が。なるほど、地図に収まらないからいらない部分端折ったのね…。どれくら歩けばいいんだ?と思いつつ気温35℃のなか歩くこと1時間。川沿いにやっと「ワット・ハジャイ・ナイ」の建物の屋根が見えてきた。

この間のお寺でも大きな仏像は見たけれど、よくイメージする横に寝ている大きな仏像は今回が初めてであったので、「で…でたー!」って感じ。横30m、高さ15mの大きさで、最初は気付かなかった。建物はその大仏像があるところだけではなく、他にも何ヶ所か建物の中には仏像が置かれている。なんだか微笑んだ仏像を見ていると随分と涼しそうに見えてきて、心が落ち着く。

喉が渇いたので、食堂のような所へ行って、「コーッ ヌン コア カップ」とコーラを注文すると「これは売り物じゃないのよー。」と。「あ、それなら大丈夫、ありがとう」と言うと「飲んで行く?」と水のペットボトルを切ってコップにして、氷を入れて1.5リットルのコーラのボトルと一緒に僕に渡してくれた。お金は…と言うと「いいの、いいの」と。すいませんどうも…と思っていると更に子供がビスケットまで持ってきてくれる。どうやらここは、このお寺を訪れる周辺の住民たちが少し飲みものを飲みながら、のんびり語り合うような場所のようだ。丁度アイス売りのおじさんが鐘をカラン、カラン、と鳴らしながら食堂にやって来たので「アイス食べませんか、ご馳走しますので」と言っても「いやいやいや、大丈夫!」と。本当に好意でコーラを飲ませてくれたようだ。

寺を後にして、帰りはさすがに歩けない、と思っているとバイタク(バイク・タクシー)のおじさんがクラクションを鳴らして乗って行くか?と調度良く声を掛けてくれた。「Station」と言っても伝わらず、地図を見せて指差していると英語が話せるタイ人の若者がやって来て「駅だって。連れてってあげなよ」というような会話をして「OK」とのこと。初めてのバイタクは随分と心地よく、たったの10分ほどで駅に着いた。この街で、原付きに乗れたらどんなに便利で、心地良いことだろうか…

人に助けられながら、ワット・ハジャイ・ナイへのショート・トリップは終了した。


歩いて1時間。やっと見えてきましたよ。


最初はこの金の仏像にしか目が行かなかったけれど…


どーん!本当に迫力満点でございます。


他にもキラキラしたお寺がありました。屋根の曲線がとても綺麗です。


それでご馳走になった即席コップに入ったコーラとビスケット…


写真撮って!と言われたのでパシャっと。優しくしてくれて、ありがとうございます。
コープクン・クラッ。