カンボジアのシェムリアップにてアンコール遺跡群を満喫し、ベトナムに一気に向かおうと思うも、バスが丁度良い時間のものが見つからなかったので、カンボジアの首都プノンペンにて一泊することに。
やや高めだったけれど、$12で13時にシェムリアップ発、プノンペン行きのバスに乗り込み、やや渋滞に巻き込まれて夜8時頃にプノンペンに到着。宿をどうしようか、と思ったけれど『地球の◯き方』に書いてあった、プノンペン市内のCAPITOL1というゲストハウスの下には旅行会社も付設しているということでホーチミン行きのバスも予約できるだろう、と思いそこに宿泊することにして、$4のシングルルームに泊まることに。
ふぅ、疲れたーと思ってベッドに横になろうとすると、壁に一匹の虫の死骸と血の跡が。蚊?と思ったけれど蚊じゃない。5mm程の、羽のない楕円のような形の虫の死骸。これは…もしかして…いや…まさか…。ネットで調べて、死骸と見比べると完全に一致。これは、「南京虫」でござる。
日本ではあまり聞き慣れない南京虫とは、別名「トコジラミ」英語では「Bed bug」という吸血性の昆虫で、暗くなるとどこからか身体に近寄ってきて、人間の身体を何ヶ所にも渡って噛み歩くという厄介者。更にはその唾液の中に含まれる物質で身体がアレルギー反応をおこし、1~2週間ほど死ぬほど痒くなるというマフィア級の昆虫。
シーツも枕もブランケットも、清潔な感じだったので死骸がたまたまあっただけだ…と思うけれど不安になってマットレスを裏返してみると古い木のベッドの角には卵であろう白いつぶつぶ、更に10匹程の大量の死骸が。やばいなぁと思いネットで更に南京虫について調べていると枕を歩く生きた南京虫が。これは完全に詰んだ。南京虫がいるから部屋を替えてくれ、とお願いして替えてもらっても結果は同じ。このホテル、ダメだ。
もう寝ないでひたすら水曜どうでしょうのベトナム横断でもYoutubeで朝まで観るか、と思っていた時に、バンコクで知り合った日本人女性のNさんから奇跡のメッセージ。「電気つけっぱで寝れば刺されないはず…」これは神の声だった。無駄かもしれないけれど、蚊取り線香を2発焚いて、入りたかったシャワーも不潔な方が刺されないよという話をしたことがあったので我慢し、電気バッチリ付けて「刺されたら刺されたでネタにするしかない」と勇気を振り絞ってベッドで横になることに。僕はもともと豆電球も嫌なくらい真っ暗な所で寝たい人なので全然寝れないし、ちょっと身体に何か触れた気がすると「いやん!南京虫っ!?」と騒ぐ始末。結局1時間ほど仮眠を取る形で、朝を迎えた。僕は刺されなかった。美しい朝だった。
ということで初の南京虫との遭遇。完全にビビりな一晩を過ごし、その後何泊かも南京虫のトラウマに悩まされ、部屋を見せてもらう時に必ずマットレスの裏や壁を確認する癖が出来てしまいました…。
ネットで探せばたくさん対策は出てきますが、僕なりにまとめてみると…
・出来る限り明るくして寝る
・肌はなるべく露出させない
・無駄かもしれないけれど気休めの蚊取り線香
・バックパックに住み着く可能性があるのでバックパックを大きいスーパーの袋にぶち込む
・なるべく汚い状態で寝てみる
といった感じでしょうか笑
けれど、やっぱり南京虫がいない宿が一番ですね。チェックインする時には壁に南京虫の死骸が付いていないか(多分刺された人はダイイングメッセージ的な感じで壁に押し付けて南京虫を殺すのでしょう)、窓があって通気性が良い部屋か、ベッドは古い木のものではないか、などチェックするのが大切だと思います。
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「バックパックとテクテク」
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