今年四年生になり、初めて自由研究の宿題が希望者のみでありました。
自由研究はテーマ選びからアプローチ方法、そしてまとめ方と、考える事が多く、実はどんな課題より本質的な学びの意味合いに近く、子どもそれぞれの興味に合わせてできたり、魅力的な課題だと思いますし、私も大好きでしたが、息子はどうするのかな?と思い、聞いてみると、人体について調べたい、と、ざっくりですがやりたい事もある様子。
随分広いテーマだけど、どうするのかな?と思っていたら、まずは人体図鑑がほしいというので買いに。ついでにちびまる子ちゃんの自由研究の本も購入。
ここに書いてある事は、親が教えることもできるのですが、それより、本で見た方が素直に入るお年頃
ちびまる子ちゃん、お世話になります
私が一番心配していたのは、ただ図鑑をうつすだけの自由研究になってしまうこと。。
その辺の事も、ちびまる子ちゃんにしっかり説明されていて良かったです
ありがとう、まる子や…
『人体について』という、小宇宙並みの広いテーマから
次に出てきてのは、
「よく転ぶんだけど、その時の痛みの感じ方の事を研究したい!」と
突然のリアル&具体的
実体験に基づいて、小学生らしいすごくいいテーマだねとなって。
そこからは、順調に調べが…
といいたい所ですが
息子の疑問
転んだ時に、皮膚の上の方(表面)以外にも、中や奥の方でも痛い時があるが、表面以外にも痛点があるのか?
痛点の分布や痛みを感じる仕組みについてだったのですが
痛点や皮膚の感覚についての説明は、子ども向けの図鑑や本にもあっても、痛点について掘り下げると、急に大学の論文が検索にヒットしてしまい、小学生が一人で読み進めるのは難解…
なかなか丁度良い資料に辿り着くことができず。
(文献探しの難しさは、研究あるあるかなと思いますが)
そんな中、圧覚の実験の資料に辿り着き、これ面白そう!とやってみることに。
実験はとても簡単!
1人の人が、指2本でもう1人の人の体を押し、それが何本に感じるか?で、圧覚の多い場所、少ない場所がわかるというもの。(指の間を1センチ間隔で徐々に広げて試します。)
押される人は目をつぶるなど見ないようにして行います。
背中はなんと5センチ離れていても、一本と感じるほど鈍感!
ちょっとびっくりしますよ
この驚きが面白く、圧覚について実験して、その結果をまとめる事にしました。
まとめは、タブレットで。
勿論小学生らしい手書きの方が、各方面への受けは良いだろうと思いますが
何せ書くのが負担な息子…
それでも夏休みワークも読書感想文も塾の宿題も、全て手書きで頑張っていますので
せめて自由研究は自由だし、タブレットでまとめることに
手書きだと、気の遠くなる、レイアウト変更(書いたものを消して、また書いて)も、タブレットなら、一度入力したものは無駄にならず、カット&ペーストで済むという事実に狂喜乱舞
無事、自由研究をまとめる事ができました。
(まとめや考察があっさりしていて、もう少し膨らませてほしいなぁと思いましたが等身大で出しましょうという事で、そのまま終わりにしました)
来年は自由研究あるのか?やるのか?!
息抜きがてらにでも、できたらいいなと思います