ネオクラスター推進共同体、関西に「新エネ研究会」開設(日刊工業新聞) | WORK-LINK

ネオクラスター推進共同体、関西に「新エネ研究会」開設(日刊工業新聞)

経済産業省の「産業クラスター計画」を推進するネオクラスター推進共同体(事務局=関西情報・産業活性化センター)は、関西で新エネルギー分野の産業集積を狙い、07年3月までに「新エネルギー技術創成研究会」を設立する。燃料電池や2次電池、太陽電池の3分野で勉強会などを行うコミュニティーと、技術開発や事業化を目指すプロジェクトを立ち上げる。研究会は約150社の参加を目指す。
 関西圏は2次電池で世界シェアの高い三洋電機のほか、太陽電池の有力メーカーであるシャープや京セラ、燃料電池改質でトップクラスの大阪ガスなど、新エネルギー分野の企業が集まる。ベンチャー企業を含め技術開発のポテンシャルも高いことから、新エネルギー3分野をまとめた研究会を立ち上げ、関連産業育成を進めることにした。
 3分野別のコミュニティーは、大手からベンチャーまでの企業と大学の参加を得て、勉強会や技術開発につながるマッチングを行う。新技術・事業化プロジェクトは4、5社の固定メンバーで10件弱の開発チームを結成する計画だ。
 既に携帯電話内蔵型燃料電池の開発チームが先行して始動しており、今後は燃料電池ハイブリッド電気自動車、プラズマ化学気相成長(CVD)によるフレキシブル太陽電池、高容量・高信頼性リチウム電池用材料などでテーマを固め、開発チームを順次立ち上げていく。近畿経済産業局も施策の有効活用などを提案して支援する。
 研究会の設立前イベントとして、07年1月19日に大阪国際会議場(大阪市北区)で「新エネルギー技術創成フォーラム」を開く。フォーラムでは、燃料電池や2次電池分野に精通する小久見善八京都大学大学院教授による基調講演が行われ、分科会で新エネルギー3分野の活動事例も紹介される。


2006.12.30 IPNEXT