地元の宝語り継ごう 「仙台伝統ものづくり塾」来月開講 | WORK-LINK

地元の宝語り継ごう 「仙台伝統ものづくり塾」来月開講

仙台市青葉区の住民でつくるいきいき青葉区推進協議会が来年1月、「仙台伝統ものづくり塾」を開講する。地元で伝承されてきたものづくりを学んでもらい、その魅力を「語り部」として次代に語り継ぐのが狙い。第1弾は「仙台駄菓子」で、歴史や製法だけでなく、学んだ内容を多くの人に伝えるための話し方講座を盛り込んだ。

 「仙台駄菓子」編は、創業310年余の老舗「熊谷屋」(青葉区木町通)が全面協力し、1月27日から3月10日まで、熊谷屋や木町通市民センターなどで4回開講する。

 9代目の熊谷光雄社長(65)を講師に迎え、仙台駄菓子の由来や歴史、種類、製法などを学ぶ。熊谷屋の工場で駄菓子作りにも挑戦する。体験を記録にまとめた後、魅力を伝える話し方の手ほどきを専門家から受ける。

 協議会内に実行委員会を組織した。川島兵介実行委員長(71)=青葉区中央=が「仙台が誇る宝を次世代に継承するために、多くの人に知ってもらい、口コミですそ野を広げる必要がある。市民センターを会場に各地域で語り継ぐ仕組みをつくりたい」と狙いを語る。

 熊谷社長も新たな取り組みを歓迎する。「駄菓子は、仙台ならではの身近な菓子として地域の皆さんに支えられてきた。最近は健康や美容への関心から、自然食としても注目されている。歴史や背景を知って親しみを深めてもらえればうれしい」と話した。

 今後のテーマは未定だが、仙台みそや笹かまぼこ、堤人形、松川だるまなどが候補に挙がっている。川島委員長は「受講生は人に伝える役目を担うので、受け身ではない内容の濃い塾になると思う。地域に息づく資源の再評価、活性化につなげたい」と張り切っている。

 来年1月9日から電話で受け付け、先着20人で締め切る。参加費は1000円。連絡先は青葉区まちづくり推進課022(225)7211。

2006年12月25日月曜日河北新報ニュース