岩手で精神科医が遺体検案 全国初、遺族の心理ケアも | WORK-LINK

岩手で精神科医が遺体検案 全国初、遺族の心理ケアも

岩手県は、4月から全国で初めて精神科医が自殺者の遺体検案に加わり、遺族への精神的なケアを実施する。岩手県は2004年の人口10万人当たりの自殺者数(自殺率)が34・6人と全国3位。遺族に生前の生活状況や精神状態などを聞いて原因を調べることで防止に役立てるという。
 岩手県が岩手医科大(盛岡市)に委託し、当面、盛岡市内を中心に同大の精神科医3人が年間約100人を検案する。
 遺族はうつ状態や心的外傷後ストレス障害(PTSD)に陥ったり、自責の念に駆られる場合も多く、検案とともに、精神科医と臨床心理士が遺族をケアしたり、相談窓口を紹介したりする。協力が得られれば生前の生活状況や精神状態を聞き、データを集めて自殺防止対策の資料としたいとしている。
(共同通信) - 3月5日17時24分更新