もともと現代の5倍以上もの塩分濃度だった海水は、6億年ほど前から、徐々にその濃度が下がってきていた
それは巨大な陸地の出現や、水漏れ地球による海水準の低下などにより、海水中の塩分が、岩塩として大陸に取り込まれた結果である
また一時的に海水準が高くなっても堆積物が蓋になり、塩分が海に溶け出す事はなかった
海水の塩分濃度が下がったことにより、生物が汽水域だけでなく、大海洋に進出する環境の準備が整っていった
また酸素濃度の上昇によって、大気上層部にオゾン層が形成される
これによって紫外線がカットされ、陸上は生物の生息域として整えられていった
浅海で繁栄した藻類は、真っ先に陸地に進出し、厳しい環境にさらされた
それによって動物たちよりも先に進化を遂げることになる、その後昆虫も現れ、植物と共進化を起こした
カンブリア紀に生まれた脊椎動物が進化し、この時代に魚類が誕生した
これが我々脊椎動物の共通祖先である
魚類は進化を続け、両生類の祖先となるイクチオステガを生み出す
この頃の酸素濃度は、大繁栄した植物が作り出す酸素によって現在に比べ1.5倍も高い状態だった
これらの植物は、後に浅海に堆積して石灰となり、産業革命以降の人類の飛躍に大きな貢献をしたのである
そしていよいよ肺の機能を獲得した脊椎動物が陸上に進出
この両生類から、爬虫類や恐竜そして哺乳類が生まれ、それが人類にまで進化していくのだ
太陽系は暗黒星雲と衝突、その内部を通過した結果、大量の宇宙線が地球に降り注いだ
これによって地球は極寒期に入った
はじめに植物が大打撃を受け、酸素濃度が低下
その結果、地球表層は大古代の頃の嫌気的な環境に戻り、両生類、爬虫類、昆虫の過半数が絶滅した
順調に進化を続けるように見えた生物は、再び大きな試練を受けることになったのである
貧酸素の地下環境でしか生きられなかった嫌気的微生物は、再び陸上や海洋に戻り、生息の場を拡大するとともに、再び増加する酸素濃度下で大進化を始めた
こうして地球生物の主役を交代させ、次の時代を作る準備が進んでいった
人類へと続く、新しい生物の誕生が目前に迫っていた
急速に温暖化が進んだパンゲア大陸では、生物が哺乳類と昆虫類とに分かれ、再び進化を始める
多種多様に進化していく昆虫類に対し、哺乳類は、ネズミ程度の大きさの夜行性動物であり、まだ日陰の存在だった
一方の爬虫類は恐竜へと変化していき、いよいよその黄金時代を迎えようとしていた
その優位な体躯を生かし、生存競争をリードしていったのだ
HIRマグマにより突然変異が起こり、生物は大陸の分裂と共に茎進化を起こす
恐竜が地球生態系の頂点に君臨する時代の到来である
分裂したパンゲアの北側部分が再度融合
ここでは冠進化が起こった
大陸の離合集散により生物は進化して多種多様な種を生み出し、そしてすべての大陸へと広がっていった
こうして恐竜の繁栄する時代が訪れるのである
一方植物では、より進んだ繁栄システムを持つ被子植物が誕生する
被子植物は動物の力を借りて受粉することにより、生息領域を広げた
裸子植物は徐々に生息領域を奪われていったのである
人類に繋がる霊長類の誕生は、ゴンドワナ大陸のリフト帯で起こった
ネズミやウサギなどの齧歯類から、茎進化によって新しい種が生まれたのだ
ゴンドワナ大陸は、さらに南米大陸とアフリカ大陸に分離
南米大陸に渡った霊長類の祖先はそこで孤立進化し、新世界ザルとなる
一方アフリカ大陸では、旧世界ザルへと変化
南極大陸から分離したインド大陸では、ロリスに変化した
こうして大陸の離散によってそれぞれ独自の進化を遂げ、様々な霊長類の種が分岐していった
大規模なプルームが太平洋プレートを押し上げ、海水準が上昇
それによって全ての大陸の低地が浅海となり、陸地面積が減少した
陸地が分断されたことによって、それぞれの環境に適応した形態的進化を促すことになる
宇宙空間で起こる事象により地球環境は激変してきた
そして、再び、太陽系は暗黒星雲と衝突
地球は雲に覆われた
その結果寒冷化が進み、生態系は大きな打撃を受けた
そして現在のユカタン半島の場所に、直径約10kmの巨大隕石が衝突
これが最終的に恐竜を絶滅させたのだ
こうして繰り返される大量絶滅は、宇宙と私たちが深い繋がりをもっていることを再三伝えている
それは寒冷化や大量絶滅を引き起こすだけではない
宇宙線は生命を形作るDNAにも直接作用し、突然変異を引き起こすことによって進化を促す
私たち地球上の生命は、あらゆるスケールで宇宙と繋がっているのだ
こうして栄華を誇った恐竜は絶滅した
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