アフリカのリフトバレーでは爆発的な火山活動が起こり、放射線元素に富んだマグマが噴出
これにより、旧世界ザルから新種が誕生した
これが人類の遠い祖先だと考えられている
地球が誕生してから約45億年
幾度も訪れた大きな間違い環境変動
数え切れないほどの生と死の繰り返し
そして、ようやく人は産声をあげた
人類代のはじまりである
人と他の霊長類を分けたのは、HARと呼ばれるDNAの中の遺伝子領域だ
これによって人は脳を巨大化させて言語能力を手に入れ、思考、意識、記憶、創造力などを会得していった
脳の容積は3回に渡って不連続に巨大化しているこがわかる
そのタイミングで大規模な噴火が起こっていることから、これがHIRマグマによる茎進化の結果であることを示している
約120万年前から断続的に人は他の地域へ進出
特に約20万年前に脱アフリカに成功した人類を「ミトコンドリアイブ」と呼ぶ
「ミトコンドリアイブ」は約1万5千年前には北米や中米に向い、1万年前には南米大陸の南端まで達し、全世界に広がっていった
そして人類文明の画期的な進歩が始まる
人類は農業と牧畜を発明したことにより、安定した食糧供給が実現
人口の爆発的増加を促した
様々な職業文化が起き、生産物の持ち主が物々交換を始めた、これを効率よく行うために都市が出現する
貨幣や経済、さらに法律、裁判、警察などの機構を備えた小国家が出現
こうして農業生産性に最も恵まれた巨大河川に四大文明が生まれた
それぞれの文明の間で抗争が繰り返し起こり、その領土は変遷を繰り返した
これを回避するために、世襲制の王族支配から宗教が人々を支配するようになる
やがて国民はリーダーを選挙で選ぶようになり、近代民主主義国家が生まれる
「自由平等で基本的人権が保障された」社会形態が生まれることとなった
ニュートンの著書「プリンキピア」から、イギリスを中心に産業革命がはじまった
科学にもどづいて構築・応用された技術が、人間社会に革命的な変化をもたらした
蒸気機関車の発明によって、鉄道による物資輸送が行われるようになる
車や飛行機が発明され、人は大きな距離を簡単に移動できるようになった
人類社会は空前の豊かな時代に突入したのだ
しかし、絶え間ない戦争が起こる
人が科学により会得した知見は、時に取り返しのつかない惨劇を起こした
コンピュータの発明による情報革命は、アポロ計画に象徴される人類の宇宙への進出を可能にした
そして、インターネットによって、世界が一瞬にして繋がる新時代を切り開いたのだ
戦争による過去の悔恨の念から、「世界統一国家」の誕生が具体性を帯びる時代になった
1993年、最も高い頻度で戦争が繰り返し行われたヨーロッパで連合国家EUが誕生
他の地域でも連合国家が生まれ、「世界統一国家」へと向かいつつある
人類は、形態学的には動物の一種族にすぎない
しかし、他の生き物とは質的に異なる「意識」を持った生物である
その私たちが作る未来には、何が待っているのだろうか・・・
人間社会が利用している化石燃料は、数十億年という歴史の中で蓄えられたものである
私たちはそれをいま猛烈な勢いで消費しつつある
化石燃料は2020年を境に急激に減少、2100年頃までに枯渇すると予測されていた
しかし、シェールガス革命により、100年は先延ばしされるだろう、一方医学の充実と栄養価の高い食糧の摂取により、世界人口は爆発的に増加
それによって2020年頃から深刻な食糧不足となり、「30億人難民時代」が始まる
2050年の100億人をピークに、2100年までに50億人にまで減少すると予想されている
2050年までの時代は、急増する人口とともに深刻な環境汚染を引き起こし、地球規模のさまざまな課題が、不安を増大させる時代になるだろう
その先の人類の未来には何が起こるのだろうか
科学の世界では、超革新的な技術が加速度的に発展してゆく
月面に宇宙基地が作られ、人類は太陽系諸惑星に進出する準備を進める、AIロボットが人類の活動を補佐する形で宇宙探査に関与
いずれ自己複製可能なロボットが出現し、人間の限界を超えて進化する、それらの人工生命体が、やがて銀河へと進出していく
さらに異次元世界への移動を可能にする技術が生まれ、時空を超えた世界の認識が可能になるに違いない
そして、生物としての人類の役割は終焉を迎えることになるだろう
人類代の終わりである
それは生命進化の戦略として必然の結果なのかもしれない、なぜなら地球の未来には、いままで以上の大変動が待っているからだ
2億年後、超大陸アメイジアの形成
アジアを中心にすべての大陸が集まり、超大陸アメイジアが形成される
植物は大気中のCO2を消費し、自らの体に炭素を取り込む
そして炭素と共に地中に埋没するので、大気中のCO2を減少させる働きを持つ
超大陸アメイジアの出現により大陸の面積が増大した結果、より多くの植物が大気中のCO2を地中に埋没させるようになり、CO2は現在の10分の1に減少する
これによって二酸化炭素を非常に多く必要とするC4植物の崩壊が始まる
そしてそれらを食料としている生物にも影響が及んでいく
6億年前から海水はマントル内に取り込まれ減少を続けてきた、これによって海嶺が海上に姿を現す
すると潤滑剤である水分が取り込めなくなり、プレートテクトニクスが停止する
これは冷却する惑星の必然的現象である
沈み込み帯では火山活動が停止、隆起しなくなった大地は、浸食作用によって激しい環境変化を受ける
そして、低温のプレートが核に落下しなくなり、外核の冷却力が低下して地球磁場が消滅する
大気は太陽風に剥ぎ取られ、海洋成分は宇宙へ散逸していく
この時点で地表に生息する大型多細胞生物は絶滅する
海洋中にわずかに生き残った生物も、やがて海洋が消失すると全て死滅、こうして地球生命は全滅する
太陽表層の加熱がこれに拍車をかけ、地球は現在の金星のように、表面温度が500℃に達するようになる
アンドロメダ銀河がわれわれの天の川銀河に衝突
この衝突によって恒星誕生の頻度が上昇し、それらがやがて超新星爆発を起こすことによって、地球には強力な宇宙線が大量に降り注ぐことになる
膨張する太陽に地球がのみ込まれる
私たち生命を育んだ地球が、宇宙から消える日である
しかし、ここで生まれた生命は形を変え、既に他の銀河にまで進出していることだろう・・・
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