就労継続支援B型「ララ大日」です。
クライエントが自らの力で、問題を解決できる能力を養うことを目的としています。
クライエントの"自己洞察"と"自己受容"の発展を援助し、心理的相互作用によって、クライエントの人格的成長に援助する人のことを言います。
ハルムという神学者は、心の欲求を次のようにあげています。
(1)聴き手を求める欲求
(2)告白したい欲求
(3)理解してほしいという欲求
(4)成長したい欲求
人は誰でも、自分の話を聴いてくれる人を求めていて、自分の話を聴いてくれる人には、親しみを感じて近づいていきます。
自分のいうことに耳を貸さない人に囲まれているほど、苛立たしく、寂しいことはありません。
聴き手を求める欲求の奥には、告白したいという欲求が動いています。自分の話を聴いてほしいというのは、実は自分の気持ちを打ち明けたいとう欲求です。
また、話す事柄ではなくて話している自分の気持ち・感情を、そっくりそのまま受け止めてほしいのだということが、自分でもはっきりしてきます。
誰かにそういう理解をしてもらうことを通して、同時に、いままで隠されていた自分が見えてきて、自己理解が深まります。
それは固定化され閉じられてた自分のカラが破れて、本当の自分が生き生きと動き出す、つまり成長することだといってもよいでしょう。
人間の深層にある心理的欲求は、持ち前の成長力を発揮して伸びていくことにあると言えます。
④技術
③カウンセラーの態度
②基本的仮説
①カウンセラーの人間観
▲カウンセリングの図
カウンセリングが成功するかしないかは、応答の技術よりも、クライエントに接するカウンセラーの態度によって決まることをはっきりさせたのが、アメリカの心理学者のカール・ロジャーズでした。
カウンセリングの質や効果は、カウンセラーの態度によって左右されます。
上の図に従って、①カウンセリングの根底にある基本的な人間観、②それに支えられたカウンセリングについての考え方、仮説、③そこから出てくるカウンセラーの態度、④態度の表現としての技術、という順で見ていくことにします。
人間中心のカウンセリングの根底にあるのは、「人間はだれでも、成長や適応や健康へと向かう根源的な力を待っている」という人間観です。
現実には、ほとんどの人がその力を十分に発現させることができないでいるでしょう。
また、反社会的な行動をしたり、まったく向上の意欲がないかに見えたり、恐ろしい病的な態度を示したりする多くの人がいます。
しかし、外目にはどのように映ろうとも、その人はその人としての成長力を備えているのです。
そういう意味では、「いかなる人も、無条件の信頼と尊敬に値する」というのです。
しかし、個人の根源的な成長力を信じるということは、決して誰でも事前に放置されれば、勝手に成長し適応していくというような、素朴な楽天思想を意味するものではありません。
成長力がよりよく働き、発現するためには、なんらかの条件が整えられなければなりません。
それでなければ、カウンセリングと治療も教育も考える必要はないはずです。
カウンセラーの仕事は、クライエントが自らの成長力・適応力をよりよく働かせうるような条件を整える、もしくはそういう人間関係を創造するところにある、と言ってよいでしょう。
ロジャーズは好んで、じゃがいもの芽の例をあげて人間のみならず、すべての生き物(有機体)にも、その生来の可能性を建設的な方向へと実現しようとする基本的傾向、難しい用語を使えば「実現傾向」、もしくは「潜在能力」があることを強調しています。
日陰のじゃがいもの芽が、はるか彼方の窓の光に向かって、伸びていくように、生命の潜在能力は十分開かれなくても、成長と生成に向かっていこうとする生命力そのものは、無条件に信頼できるといっています。
人間も同じこと。あまりにも社会的悪条件のもとで育ったために、異常で、ねじまげられ、かろうじて、人間の姿をとどめていると思われる人は確かにいます。
ですが、それらの人々の行動は、私たちの目には奇妙で無駄に見えてもそういう仕方で、生命が実現しようとする必死の努力なのです。
そういう意味で彼らの生命力・成長力は信頼できるとロジャーズは言い切っています。
人間の生命力・成長力への信頼が深まれば深まるほど、つまり命のたくましさとすばらしに手放しで感動できるようになればなるほど、
小ざかしく「カウンセリングをしてやろう」「相手を変えてやろう」と言った、尊大な気持ちにはなれなくなるでしょう。
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