従業員の教育は主に三つのやりかたがあると言う。

その一つはOJT。日常の仕事をしながら上司や先輩が指導していくというものである。
もう一つはOffJT。日常業務を離れ、集合研修などを行うものである。研修講師は社内の人間が行う場合もあれば外部の研修会社から派遣された講師が行うものもある。
そしてSDとは自己啓発。self developmentのの頭文字をとったものである。

OJTのよいところは教育の効果が業績に直接結びつきやすいことである。現場で指導をするので改善の効果が見えやすい。しかし一対一で行われる場合が多いので手間がかかる。昨今のように指導する側が自分のノルマを抱えて走り回っている状況ではなかなか部下・後輩の指導まで手が回らないことも多い。

これに対してOffJTは複数の人間を集めて行うため、いっぺんに知見を高めるという点では効率てきである。また異なる部門の人間どうしのコミュニケーションが行われ、創造的な空間が醸成されることも期待できる。実はこれはたいへん大きな効果である。

しかし現場で行われるものではないため、直接的な行動改善ではないといった限界もある。これを打破するために、できる限り実践に近いケースを想定して行うなどの工夫がされることもある。

また、自己啓発は本人が主体的に学習するものでモチベーションはかなり高いと言える。しかし自由度が高い分、会社の期待内容や期待水準と完全に一致するとは言えないという点がある。仕事では英語をほとんど使わない社員が英会話学校に行きたいと考える場合などである。

これらは三者択一ではなく、シナジー効果があがるような仕掛けを会社側としては考えてやるべきであろう。

個々の教育方法の効果的実践については別のコラムにて。