学びのパレットに彩りを | 井上千絵のメディアを動かすPR

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元テレビ局記者 / PRプランナー
 「メディアに取り上げられるためのリリース発信」を
完全サポートします!


こんにちは!井上千絵です。

 


今日から新年度のスタート。

私の中で3月は、

大学院修士課程修了、

という大きな節目を迎えたので、

今日はいつもより長くなりますが、

2年間を通して感じたこと、

気付きについて書かせてもらいます。

 


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3月28日、

慶應義塾大学大学院

メディアデザイン研究科(KMD)の

学位授与式があり、

私は夫と娘に見守られながら

修士課程の学位を受け取りました。

 


そして副総代として、

KMD研究科委員長表彰まで

いただくことが出来ました。

先生方にも「よく頑張ったね」を

言っていただけたようで、

本当に本当に嬉しく、

ありがたい最終日となりました。





 

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(2年前の入学式の様子、娘が小さい!)


テレビ局を退職し、

娘を出産して10ヶ月で

通い始めた大学院。

 

子育てと学業の両立は、

どんな生活になるのか?

 

当初は全く具体的な

イメージが湧かないまま、

情熱と勢いだけで

スタートを切ったように思います。

 


というのも、

娘を出産し、

テレビ局を退職し、

何かに挑戦する、

何かを成し遂げる、

夢に向かって全力で取り組む、

そういう感覚から

少し離れてしまっていた私がいて。

 


その中で、

自分自身の次の一歩を

どこに向けて踏み出したらいいのか、

悶々としている感情から

抜け出したくて、

KMDに入ったのでした。

 


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2年間を振り返り、

当初一番私が悩んだことが

タイムマネジメント。

 

入学直後は、

同級生である

20代の学生たちと

グループでディスカッションをしたり

チームで考え、

アウトプットする

機会が多いのですが、



 私はというと、

当時0歳だった娘の

保育園のお迎えなどで、

「勝負出来る時間」は

朝から日没までの

本当に限られた時間でした。



そんな中で、

チームの学生たちは

連日夜まで議論したり、

プレゼン準備をしている。



これで、いいのだろうか、

本当に学生として、

やっていけるのだろうか、と

悩んだ時期がありました。

 

 

でも、



ある時から気づいたんです。

 

 


私は「時間」では

ないところで勝負をし、

同級生への敬意を示し、

自身の最大限の結果を

きちんとコミットしよう、と。

 


 

KMDは、

オンラインで授業が受講出来たり、

課題を提出出来たりと、

社会人や子育てをしながらでも

学べる環境が整っていました。

 

 

そしてもう一つ、

ママ学生になったことで、

気づかせてもらったことがありました。

 


 

それは、

自分1人では到底

実現出来ない課題でも、

それぞれの強みを持ち寄り、

想いを分かち合った

チームとして取り組めば、

必ず大きなプロジェクトとして

社会に向けてアクションを

起こすことが出来る

ということです。

 

 


私自身の研究活動も、

「これをやりたい、実現したい」

という確かな想いはありましたが、

大学院の先輩、同級生、

後輩の力がなければ、

間違いなくプロジェクトとして

成立しませんでしたし、


正直、

卒業も出来ていなかったと

思っています。

 

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技術力、発想力、人力、、

1人では成し得なかった

プロジェクトが、

みんなの力で実現出来たこと。

 

 


これは、

KMDで学ばせてもらった

一番大きなことだと

思っています。





だからこそ、

 


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先生方、学生のみんな、

研究に協力してくださった企業や

たくさんのお母様方には

感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

私がいただいた

研究科長表彰は、

むしろ私ではなく、

プロジェクトを共にしてくれた

みんなの表彰だと思っています。

 


 

もう一つ、

2年間のママ学生生活をしてきて、

私がこれから伝えて行きたいと、

強く感じたことがありました。

 


 

それは、

生涯「学ぶ」ことと

向き合っていく人生こそ

見られる景色を

より鮮やかにしてくれる

ということです。


 

言葉にすると、

何を偉そうなことを、

と思われてしまう

かもしれませんが、

 

こんな私の実体験が

きっかけとなりました。



私が知人友人に

「いま、大学院に通っています」と

話すと、

多くの方から言われたことが、

 

「出産して大学院って

よほど勉強が好きなんですね」


「何で今頃、

大学院に行こうと思ったんですか」

 

という純粋な疑問でした。

全てに悪気はないと思います。

 


でも私が感じたことは、

ライフシフト、リカレント教育という

言葉が話題になっている

昨今ではありますが、

 


まだまだ多くの人たちの中では、

 


社会人になって、

ママになって

再び学び舎に入るということが

不思議だったり、

違和感があったりする

という現実なんです。

 

 


私は、

 


社会人になって

「学び」と向き合う時間が

どれだけ貴重なことなのか、

どれだけ未来に向けた

背中を後押ししてくれる

原動力となるのか、

この2年間を通して

教えてもらいました。

 

 

だからこそ思うんです。

 

 

18歳で高校を卒業し、

20代で大学を卒業し、

企業に就職して社会人になる

ということが「当たり前」ではなく、

 


 

30代も50代も70代も、

社会人でもママでも、

退職しても、

「学生」になることが

一つの選択肢として存在し、

 


多様性に溢れた学びの場が

もっともっと広がって欲しいと。

 

 

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私が通ったKMDは、

社会人入学者が2割程度、

留学生も4割以上と、

まさに多様性のある学びの場でした。

 


まるでパレットのように、

もっともっと色々な色が混ざり合い、

どんな色が生まれるんだろう、という

ワクワク感を

世代とかバックグラウンド関係なしに共有し、

真剣に議論する環境が広がって欲しいです。

 

 

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KMDの環境は、

プロジェクトの幹を

伸ばすのは自分自身ですが、

その先の枝葉をいかようにも

先生方や学生の仲間たちが

伸ばしてくれる

そんな素敵な夢のある学び舎でした。

 

 

最後に、


私の2年間を

ずっとずっと支え続けてくれた

夫と娘、両親、義両親には

ありがとうでは足りないくらいの

感謝の気持ちでいっぱいです。

 

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私の恩返しは、

夫と娘の挑戦を

全力で支え、

応援することだと思っています。

 

2年間、

本当にありがとうございました。

 

 

新年度、PRプランナーとして独立し、

PR会社社員としても働くパラレルキャリアで、

家族と共に新たなことに挑戦し続けます。

 

 

これからも、

井上千絵をよろしくお願い致します!


 

今日は長文、

最後まで読んでいただき、

ありがとうございましたおねがい

 

 

 

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